中国・内モンゴル植林ツアー ~沙漠~ | 『NGO風人ゆいまーる』ブログ

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こんばんわ音譜
かばちんですニコニコ

日々、ちょーっとずつ、ちょーっとずつ。
中国・内モンゴル植林ツアーで経験したこと、
学んだこと、感じたことなんかを、
整理していっています。

いっぱいのことを一気に感じちゃったせいか、
帰ってからの日々は、ちょっと放心気味。。。
中国に行く以前のことは、
ほぼ何もかも忘れちゃっているような始末です(笑)

今日は、僕が見てきた
“沙漠”という場所について、お話しさせてください。
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植林初日、僕たちは。
何もない沙漠に木をうえてきました。


何もかもがきらめいていて。
特に人の心や笑顔は、ひと際輝いていた気がする。


大自然を前にすると、
人って純粋になるのかもしれない。

優しい心に、嘘をつけなくなるのかもしれない。

沙漠が、みんなの心の荷物を、
少しずつ受け取ってくれたような、そんな気もする。


以前、植林ツアーへ向けて、
人間が犯した、
自分が犯した広大な罪の形を目の前にして、
僕は何を思うんだろう。
そんなふうに、 不安を感じていました。

実際の沙漠は、
夕日が沈むころ、
たまらなく綺麗だった。

みんなで遊んだ沙漠は、
心から楽しかった。



“沙漠”っていうのは、“砂漠”になる一歩手前の場所のことで。
知識では知ってたけど、実際に見るのは、また違っていました。




「ここから、少し歩きます」

そう言われて下ろされた場所は、
一か月前に川が氾濫していて、
そこかしこに水たまりがあった。
長靴を履いていても、
木をつけて歩かなきゃ足を取られてしまうような、泥だらけの場所。

10分ほど進んで、地平線を侵していた丘(?)を超えると、
遠くに砂漠が見え始めた。

右手には、川が流れていて、足元は湿地。
奥には砂漠。

足元に穴を掘ると、奥からは水があふれてくる。

一つ、二つと穴を掘り、
一歩一歩と進んでいくと、
いつの間にか、掘った穴に乾いた砂が流れ込んでくるようになる。

土の上の砂をどけなきゃ、思うように穴も掘れなくなる。

それでもここには、“まだ”水分があって、木が植えられる。
木を育てられる。


その奥には、九州4つ分もの砂漠が広がってた。


沙漠って、なんだろう。
僕にはよく分からなかった。


楽しくて、綺麗で、壮大だった。

どこを見ても同じ色しかなくて、
たまに出てくるまっくろな虫と、
トカゲしか生き物も見当たらなくて。


少しでも。
少しでも多くの命が、
幸せであればいいなって。

少しでも多くの命が、
笑顔であればいいなって。

祈らずにはいられくて。
祈るしか、できなかった。


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あの沙漠で、僕たちは毎日、
お祈りをしてから木を植えて、
お祈りをして、一日を終えた。


僕たちが帰る前日。
シリンホトに、今年初めての雨が降り、
帰る日には、雪が降って、飛行機が7時間遅れました。

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明日は、4月最後のゴミ拾いリレーとなりました!
参加してくださった方、ありがとうございます!!
来月からも、よろしくお願いしますね☆

もちろん、初参加の方もお待ちしておりま~す♪

●4月30日(木)桃谷駅
 JR桃谷駅の改札前に7時に集合(改札はひとつだけ)

持ってくるものは、軍手、レジ袋、Happyを拾う心

●お問い合わせ
「NGO風人ネットワーク」(風人の家)
TEL 06-6101-8818
kajipito@painukaji.com

※当日の連絡は電話でお願いします。

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