選挙権と学部選び | 梶岡博樹オフィシャルブログ~この木なんの木かじおかひろ樹~立憲民主党 衆議院 茨城3区

選挙権と学部選び

今夜は守谷の方々が北千住の「大はし」という牛すじ煮込みで有名なお店で大学院合格をお祝いしてくださいました。
慶應義塾大学繋がりの方も駆けつけてくださいまして、大学の頃の話が盛り上がりました。
その方は、法学部政治学科を卒業し、私は法学部法律学科を卒業しています。

 

 社会経験を積んだ今でこそ、同じ法学部でも、政治学科は利害調整を重ね法律を立法する分野で、法律学科は実際の法律の解釈や運用といったように、それぞれの立場から弱者救済やよりよい社会の実現を目指すイメージがもてますが、志望校を決定する17歳や18歳といった時期に、はっきりとした判断をくだすのはなかなか難しいのが現実ではないかということを議論しました。

 

 私が受験生の頃を振り返ると、法律学科は法曹、政治学科は政治家志向といった漠然としたイメージしかなかったような記憶があります。
一方で、我が日本では、選挙権は20歳からです。将来を決める重要な決断としては選挙権と同様である学校や進路選びは17歳もしくは18歳もしくはもっと早い時期であるのに、選挙権は20歳というのは再考の余地があると考えます。

 

 「まだまだ判断ができない時期に選挙権なんて」という議論もあるとは思いますが、私は逆に、18歳から選挙により我が国・わが町の将来を考えることを通して、より学校選び・学部選び・会社選びといった自分の将来の進路の選択の具体的な幅が広がるように考えます。

皆さんはどのようにお考えでしょうか。
私はこのような議論も大学院で机を並べる若い方々と深めていきたいと思います。