工場で肉体労働に励んでいます | 梶岡博樹オフィシャルブログ~この木なんの木かじおかひろ樹~立憲民主党 衆議院 茨城3区

工場で肉体労働に励んでいます

皆様にはいつも大変お世話になっております。
昨年の選挙では皆様にご指導いただいたにもかかわらず結果を残す
ことができず、今でも大変申し訳なく思っております。
元旦のブログで宣言させていただいた今年の私の年頭の抱負の一つ
に「学問的に政治を調査及び研究します」というものがあります。
浪人時代という言葉の代わりに、更なる飛躍への成長期間と捉え、
次の目標に向かって自分らしくエネルギッシュな日々を送るために
、実践的に勉強してきた政治を大学院で理論的に研究しようと考え
、その学費を捻出するために、思い立ったら吉日、2013年の1
月からすぐに工場の現場仕事で肉体労働を始めました。
平日の月曜日から金曜日の8時から17時まで、若い方々と共に汗
を流しています。年明けからすぐに就職したので、皆さまの元への
ご挨拶が遅れてしまっていて大変申し訳ありませんでした。
お気づきの方も多かっ...たかと思いますが、早朝の駅立ちも出勤時間があるので、通常より
早く切り上げていました。
そして、勤務前と勤務後に大学院に入学するための勉強時間を確保
し、ファミレス等で基本書を読み込んでいました。
土日はボランティアになるべく参加し、公共について現場で学ばせ
ていただきました。併せて、サーフィンスクールの運営も行ってい
ました。
その合間を縫って、なるべく多くの人とお会いし、日本の未来につ
いてじっくりと議論してきました。
リサイクル業の勤務先では、リサイクルの最前線でリサイクルの重
要性を学ばせていただきました。
私の直属の上司は20代半ばの若者でした。彼は人間的にも素晴らしく
、年は私よりかなり下ですが、仕事以外にも見習うべき点が多くあ
り、彼を始めとして、多くの素晴らしい同僚と巡り合えたことは私
の今後の人生の貴重な財産になると思います。
また、私と同じ現場で働いている未成年の若者から
は、若い世代の方々の新しい価値観、新しい発想、今の若者を取り
巻く諸問題について勉強させていただいております。
そして、なによりも、日本の経済を支える中小企業の仕事の現場で
実際に働いてきたことは、私に本当の「市民目線・国民目線」を与
えてくれました。
従業員の労働環境、福利厚生等々、労働者の立場を理解し、生の声
を聞けたことは私に多くのことを気づかせてくれました。
社会で政治家を育てる環境が整っているアメリカやイギリスでは、
仕事を辞めて選挙に出て落ちた人がまた仕事に戻れる仕組みがあり
ますが、日本ではまだまだ選挙に出るリスクが大きくハードルが高
いのが現状です。落選した政治家を雇ってくれる会社は希ですし、
元の職場に戻れる人はほとんどいないでしょう。その結果、政治家
のリストを見ればわかりますが、気づけば日本の政界は2世や3世
、会社を従業員に任せられ当選後は予算の使い道を決められる建設
業を営む政治家だらけに日本はなってしまいました。
そんな中、傷だらけの私を拾ってくれて、成長させてくれた会社の
経営者の方々には本当に感謝してもしきれません。
仕事と勉強の両立ができ、おかげさまで私は早稲田大学大学院で政
治学を研究することになりました。日本の現状を取り巻く諸問題の
解決のために、これまで政治家として経験させていただいたことや
、実際に皆様とのコミュニケーションの上で得た知識を活かし、実
践的に政治学を研究し、未来のために政策立案能力を磨いていきた
いと思います。
市議・県議の時期、肉体労働をしていた時期、いずれも自分にとっ
て貴重な経験をしてきましたが、真の政治家としてみなさまのお役
に立つためには、これまで経験してきたことを結びつけて、具体的
な政策にしていくことが大切であると思っています。
大学院では国内・海外の先進事例などに接する機会も多くなります
ので、地元守谷や茨城で得た経験と、大学院で得た知識を足し合わ
せて、その地域ならではの政策をたくさん創り出したいと考えてお
ります。
そのためには、これまでと同様に皆様からご指導いただくことが不
可欠です。
TXで通学しますので、見かけた方はお気軽にお声をおかけくださ
いませ。
この半年間の近況をまとめて報告させていただきました。
長文を最後までお読みいただき誠にありがとうございました。今後
とも変わらぬご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

梶岡博樹