TPPに関して | 梶岡博樹オフィシャルブログ~この木なんの木かじおかひろ樹~立憲民主党 衆議院 茨城3区

TPPに関して

 昨日、政治家にとって踏み絵的なTPPの反対集会が開催されました。
正直、JA(農協)や医師会を敵にまわして選挙を戦うのは厳しいものがあります。
しかし、農業を衰退産業から成長産業に高めていくには、国際的な戦略が必要であり、「尊農開国」が今まさに求められています。

 みんなの党は開国を結党
当初主張しております。自由主義経済と自由貿易は車の両輪であり、開国は200年の歴史の普遍的流れであります。

 交渉は国益をかけたルール作りの舞台であ
り、原発事故でほぼ全ての国で輸入制限措置がある事を考えれば、明らかなフェアな取引はできないのは明白であります。そういった意味でもいち早く例外作りの交渉に参加すべきであって、TPPの大枠が決まってから「参加?」OR「不参加」との選択を国民に問うのは戦略的な外交とは絶対にいえません。


医師数適正化を主張する医師の数よりも、高度医療の提供と医師が増えて喜ぶ国民の数の方が圧倒的に多いです。


組織団体の支援をうけずに、しがらみのない環境を活かし日本の未来のために戦略的に活動していくのがみんなの党の存在価値。

 昨日の集会には民自公共とほぼ全ての政党の県議が参加したようですが、私かじおか博樹は覚悟を決めて思いっきり踏み絵を踏みました。

 まだ県内政治家が態度表明を濁している中、かじおか博樹はTPP参加に賛成であることをここで表明いたします。


以下は本日の朝日新聞の昨日の集会についての記事です。


TPP反対集会 県議ら700人参加

2011年10月20日

JA県中央会や県医師会などは19日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加に反対する緊急集会を小美玉市で開いた。

 農林水産業者や県医師会員に加え、民主、自民、公明、共産と幅広い会派の県議会議員28人など、計約700人が参加。JAによると、県内で行われたTPP反対集会のなかでは過去最大規模という。

 JA県中央会の加倉井豊邦会長は「日本の将来に大きな禍根を残す。国民の力で協定を阻止したい」とあいさつ。県医師会の斎藤浩会長も「あらゆる産業に影響する。十分な議論なしに大国の流れに巻き込まれていいのか」と訴えた。