県南9首長、国交相に質問書 茨城新聞 | 梶岡博樹オフィシャルブログ~この木なんの木かじおかひろ樹~立憲民主党 衆議院 茨城3区

県南9首長、国交相に質問書 茨城新聞

2011年5月13日(金)
小泉政務官、独自測定し「外で遊ばせないように」
県南9首長、国交相に質問書
民主党衆院議員の小泉俊明国土交通政務官が、選挙区である県南地域の小中高校に自ら計測した放射線量値を通知し、「外出時のマスク着用」などを呼び掛けていたことが明らかになり、守谷市など関係9市町村長は12日、連名で同議員と大畠章宏国交大臣に質問書を提出した。

放射線量は6日、小泉事務所前、各市町村庁舎前などで測定。9日に、最高毎時0・503㍃シーベルト、最低0・273㍃シーベルトの数値とともに「全ての市町村で東京や水戸の3倍から5倍という高い数値を記録」「収束まで極力小さな子どもたちは外で長時間遊ばせないことをお薦めします」などとファクスで通知。ホームページにも同様のデータを掲載して注意を呼び掛けた。

最も高い数値が示された守谷市には、学校関係者やホームページの閲覧者などから「国の方針との整合性」などについての問い合わせが相次いだという。

質問書内容は「子どもを外で遊ばせないようにするという記載は、国の方針に基づいた、市町村の対応策と理解して良いか」など3点で、「住民に安心して暮らしてもらうためにも、国の方針に基づき適切な対応をしたい」と回答を求めた。

小泉議員は、質問書に関連し「一議員として、地元の心配に応え個人的に入手した情報で、政府の公式見解ではない。混乱を招き、皆さまにおわびする。原子力事故の安全対策については、原子力災害対策本部の情報に基づいて対応してほしい」とコメントした。

以上茨城新聞から