茨城サーフユニオン会長と県知事宛に要望書を提出しました | 梶岡博樹オフィシャルブログ~この木なんの木かじおかひろ樹~立憲民主党 衆議院 茨城3区

茨城サーフユニオン会長と県知事宛に要望書を提出しました

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本日はかじおか博樹が顧問を務める茨城サーフユニオンが県庁にて県知事宛に茨城の海水の放射性濃度検査の要望書を提出します。

提出前に要望事項の最終確認を幹部で行いました。

この光景を見る限り、「えっ!?サーファーっぽくないんじゃない!?」って思う方も少なくないかもしれません。

しかし、近年の茨城の海では女性や子供もサーフィンを楽しんでいます。

以前のような一部の成人男性だけの閉ざされた世界ではなくなっているんです。

我々茨城サーフユニオンは茨城の海岸の環境整備や次世代の選手育成等に真剣に取り組んでいます。

昨今のストレス社会の中で、毎週末海にリラックスしにくる方が非常に増えています。

サーフィンは大自然の中で楽しみながら体を鍛えられるとても健康的なスポーツです!





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何度もミーティングを重ねてサーファーの願いを込めた県知事宛の要望書を茨城県原子力安全対策課長に手渡す相沢猛志I会長。「茨城の海は、茨城の宝ですので、ぜひとも要望に応えていただきたい」と非常に重みのある発言をする茨城サーフユニオン会長。






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サーフユニオンからの出席者は、相沢猛志会長【日立市でclub-Jというお店のオーナー】と小野瀬さん【大洗のWEDGEというお店のオーナーで元プロ】と井上ぼんじさん【河原子海岸で水木サーフを営む】と益子さん【水戸市のNESTというお店のオーナー】と顧問のかじおか博樹。



茨城県からは、原子力安全対策課長、環境対策課長、観光物産課長等にご出席いただきました。

県幹部に対し、サーファーの意見を出席者がそれぞれ述べました。

福島原発事故以降、県内のサーフショップのオーナーは皆お客様から「茨城の海に入っていいの?」という問い合わせに対応してきました。本日はお客さんから頂戴しているご意見等も発言されていました。




かじおか博樹もサーファー議員として、発言させていただきました!





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要望書提出及び意見交換会終了後、茨城県庁内の県政記者クラブにて記者会見を行う茨城サーフユニオンのメンバー。茨城県内でこれまでサーファーがこのような要望活動を行うことはあまりなかったので、テレビや新聞各社から取材を受けました。


以下に本日茨城県県知事に提出した要望書を公表いたします。





平成23412

茨城県知事 橋本 昌 殿

茨城サーフユニオン

会長 相沢 猛志

茨城の海とサーフィン業界の復興のための要望書

 311日の東日本大震災により起きた東京電力福島第1原子力発電所の事故は、茨城の海で生計を立てる我々にとって、多大な影響を及ぼしています。

漁協におかれましてはコウナゴの問題などもあり大変ご苦労されていると思いますが、我々サーフィン業界にとっても同じことが言えます。魚を食べてはいけない=海水は危険=サーフィンは危険 という風評被害になっています。海に入るサーファー達は少なからずとも海水が直接体内に入り内部被ばくをするのではと、みんなが不安に思っています。

現在、日本のサーフィン人口は200万人と言われています。そしてその約6割が関東地区に集中しています。関東地区のサーファー達はサーフィンの発祥地である神奈川県の湘南を始め、千葉県、茨城県のビーチにサーフィンをする為に足を運びます。その中でも茨城県の海は水がきれいで、波も豊富で都心や北関東の海無し県からもアクセスがよいこともあり年々訪れる人が増え、現在では年間に約45万人のサーファーが茨城の海でサーフィンを楽しんでいます。この人数は実際に海に入ってサーフィンをしている人の述べ人数で、一緒に同行している人の人数も考えると、この数字の倍以上の人が訪れていることになります。毎年プロの大会が開催され、昨年は河原子海岸にて全日本選手権が開催されるなど、茨城の海には全国から多くのサーファーが訪れていて、一年を通して波が豊富なことから世界からも注目を集めています。

茨城県にとって海のレジャー産業は、大切な観光資源であり、日本の宝であります。

これから夏に向けて、私達サーフィン業界にとってはハイシーズンを迎えます。しかしながら現状の風評被害が続くと、地元のサーファーや今まで訪れていた近県のサーファーも海離れする事が当然懸念されます。

そうなれば売り上げは通年の半分、もしくはそれ以下も予想されます。県内には100近くのサーフィン関連の事業所があります。多くの事業所が4月に入っても以前売り上げがゼロの状態が続き経営が成り立たない状況です。実際に夏までお店を継続できるか悩んでいる事業所もあります。

今後、茨城のサーフィン業界を復興させるには、茨城の海に人を戻さなくてはなりません。

海に来る人は、安全性を求め、信頼できる継続した情報発信を求めています。

茨城サーフユニオンでは皆さんが安心して海に戻れるよう、以下の事を要望いたします。

1.茨城県の海水浴場及びサーフポイントの沿岸部で最低でも週一回程度の継続的な海水及び砂浜の放射能数値のモニタリング。

 希望測定地  1.鹿島地区  平井浜          2.鉾田地区  大竹海岸及びトップサンテ下

        3.大洗地区  大洗海岸及びサンビーチ  4.日立地区  河原子海岸

        5.高萩地区  赤浜海岸

2.毎年行われる海水浴場水質調査の調査項目に放射能数値を追加する。

3.風評被害が出ないよう、一般の方に海水は安全だと理解できるような安全宣言をする。

以上を要望する。

ここまで要望書。

今後もISUとしては、2週間に一度ミーティングを行い、必要であれば各関係機関に要望活動を行っていくことを決定しております。

明後日には早速茨城サーフユニオンの会議がひたちなか市で開催されます。