北茨城市をはじめとする茨城県北部地区の被災状況の調査を行いました
本日は、宮城県・福島県と比べてメディアではあまり取り上げられることのない、福島県との県境の北茨城市をはじめとする県北部地区の被災状況の調査を行いました。
この地区の方々からはぜひ現状を見てほしいという声が非常に多かったです。
本日は茨城サーフィンユニオンの顧問として、県北地区の海沿いのサーフショップにもお見舞いに伺いました。
避難所ではすぐ食べられて子どもたちにも人気の菓子パンが喜ばれるということで、菓子パンを大量に車に積み込みました。
ホカロンも積み込みました。
守谷からカメラマンや情報整理を補助していただく方の3名で、震災後初めてとなる常磐自動車道を北上しました。
運転が嫌いではないかじおか博樹が往復全ての行程のハンドルを握りました。
全国各地から自衛隊が常磐道を北上して復旧作業にあたります。
色んなナンバーの車が北上しています。
しかしながら、やはり上り車線と比べると車の数が少ないです。
常磐道の復旧作業も急がれます。
まだまだ段差があるので、50キロ規制がかけられております。
皆様も運転にはお気を付け下さいっ。
まず阿字ヶ浦に到着しました。
写真の中央にアナゴが打ち上げられているのが見えますでしょうか?
いつもお世話になっているサーフショップのオーナーさんに、地震後の津波の状況について説明を受けるかじおか博樹。
「さーっと、海の水が引いて、バーンと水が来るのが6回繰り返された」とのことです。
サーフショップからの眺め。
写真のお宅までは津波がきたとのこと。
心からお見舞い申し上げます。
途中、東海村で道路の損傷の激しいところがありました。
テニスコートも波打っており、地震の爪痕がのこります。
こちらは日立のかじおか博樹の先輩のサーフショップ。
こちらもオーシャンビューですが、高台のため津波の被害はありませんでした。
到着する少し前にやっと水道から水が出たということです。
水が出ないのが一番大変だったということです。
こちらは茨城サーフィンユニオン会長の相沢さんの日立市のサーフショップ。
逆行でわかりずらいですが、オーシャンビューの窓から見える海岸線を見ながら、当時の津波の状況の説明を受けるかじおか博樹。
お店から見えるポイントの護岸テトラの切れ目から津波が入ってきて、お墓のあたりまで水がきたとのことです。
サーフィン業界として、被災地復興に何かやりたいというご意見をいただき、かじおか博樹も前面的にご協力させていただきたいと思います。
福島県との県境の北茨城市に到着し、調査を行いました。
被災された地元の皆さんがおっしゃるのは、「なんで、同じ被災地の茨城がメディアで報じられないのか。」「私たちはお店もあいてなくて、食料品を手に入れるのもまだまだ不便。」「ガソリンも不足し、電車も止まっている。」「県南の遠いところから本当によく見に来てくれた。同じ県民として皆さんに状況を知ってもらいたい。」という切実なご意見が多かったです。
窓に残された後で津波の高さが伺えます。
想像した以上に被害が大きい北茨城市。
言葉を失うかじおか博樹。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
地元の方々から当時の状況と、現在の状況の生の情報を伺うかじおか博樹。
心からお見舞い申し上げます。
2度目の揺れから短時間で津波が到達したとのことです。
ご厚意で、津波の被害を受けた歯科医院の中を見せていただきました。
本当に被害が大きいです。
写真中央の壁のエアコンのダクトの辺りの高さまで津波がきたとのこと。
こちらは北茨城市内の漁港。
船が打ち上げられ津波の脅威に言葉が出ません。
地面が崩れています。
北茨城市役所には自衛隊が駆けつけて被災地支援に全力で取り組んでおられます。
各地から届く支援物資。
ご支援に心から敬意を申し上げます。
引き続きましての支援物資と義援金のご協力を切にお願い申し上げます。
自衛隊の方々が炊き出しを行っていました。
災害対策本部の方々に説明を受けるかじおか博樹。
守谷市の方々からのご支援は本当にありがたいですと皆さんおっしゃられておりました。
市役所からの道ですが、写真中央の奥に写っている道路に続いていた道が落ちてしまったとのことで地震の凄さが伺えます。
本日は同じ被災地でもメディアに取り上げられることが少ない茨城の被災地の状況を皆様にも知っていただき、被災地復興の更なるご支援とご協力を呼び掛けさせていただきたいと思います。