坂部実美浦村議辞職へ 辞めるべきは組合長職
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本日の読売新聞に茨城県みなみ農業共済組合の組合長の坂部実氏が美浦村議を辞職したという報道が大きくされています。
かじおか博樹が理事を務める茨城県みなみ農業共済組の組合長を務める坂部実氏は、昨年7月の美浦村臨時議会で常勤の組合長職と村議の兼職はふさわしくないということで辞職勧告決議案を可決されていたにも関わらず、「違法ではない」という主張で辞職しませんでした。
今回の村議の辞職にあたり、かじおか博樹は2つの問題点を指摘したいと思います。
①まず、選挙で選ばれている村議の任期を全うせずに、兼職が忙しいからと、村議を辞して組合長職を続けるということは、有権者に対し失礼でありますし、辞めるのは当然組合長職を辞めるべきでありました。
②昨年7月に、村議会で辞職勧告決議案を可決された時には辞めずに、1月28日に予定されている茨城県みなみ農業共済組合の理事会でかじおか博樹が村議との兼務の問題性の観点から組合長解任決議案を提出しようとしたら、組合長職はどうしても辞めたくないらしく、村議を辞職すること自体が、議会軽視であります。どう説明しても今回のタイミングでの村議の辞職は有権者に説明できないのではないかと思います。
武田貞巳美浦村議会議長も議会軽視を指摘しています。
新聞記事後半
朝日新聞にも掲載されています。
兼職の批判を受けて組合長職ではなくて村議を辞職した坂部実氏に更なる批判が集中しそうです。
村議と常勤の組合長の兼務を問題視して昨年7月に辞職勧告決議案を可決した美浦村議会では、今回の件で村議を辞職したことに対してある村議からかじおか博樹への感謝のコメントが届けられました。
しかし、これまで理解不能な行動を繰り返している人が組合長である茨城県みなみ農業共済組合には外から新しい風をいれる必要があると思います。職員の方々は崇高な使命感を持って皆仕事をされておられるのに、組合長が個人的感情で怒声等の行動をとることは本当に問題であると思います。