健康のプロは誰ですか? | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。

我々は風邪をひいたり

どこか体の具合が悪い時に

お医者さんに診てもらう

 

お医者さんが町の

健康を守ってくれている

 

だからお医者さんは健康のプロなのか?

 

熱が有る、咳が出る、痛みがある

病気の症状に合わせて

必要な検査や薬の処方をしてくれるが

 

その行為そのものは

 

病気を発症した病人に対して

症状を抑える対症療法をしてくれている

 

だから病気のプロなのであり

その対象は病人である

 

 

お医者さんは健康のプロと言うよりも

病気を治すプロなのでる

 

 

東洋医学では

健康人:未病人:病人という三段階に分かれていて

 

まったくどこも悪くない健康人など

赤ちゃん以外なかなか身近にはいない

 

病院に行くと溢れんばかりの病人さんが

列をなして診察を待っているが

 

実は健康人や病人よりも

 

寝込んだり社会生活に不自由があるわけではないが

疲れやすい、気力が無い、食欲がない

などのつらい状態が続いていて

いつ病人になるかわからない状態の

未病人が最も多いのである

 

東洋医学では未病の人を

健康になってもらう養生学というものが発達している

 

養生学をじっくり勉強していくと

ある結論に達するのである

 

それは

 

養生は人にやってもらうものではない

養生は自分から望んで学んで

何よりも優先して実践するものである

 

だから健康のプロと言えるのは

自分自身しかいない

 

健康になるためには

自分の身体を知り、身体と対話し

常に感謝の心をもって

大事に使わしてもらうことを実践することなのだ

 

鬱や更年期障害、頭痛肩こり、腰痛、膝痛

慢性的な不定愁訴などであきらめている人は

あきらめないで下さい

 

少し頭を切り替えるだけで

どうすれば良いのか分かるはずです

 

健康のプロはお医者さんではなく

自分自身なのです

養生法はいくらでも伝授しますので

自分自身が養生に努める努力をして下さい

 

自分の考え方、目線を切り替えるだけで

一気に病状が快方に向かう人が多いのです

 

一人一人が自分の体を知り

自分の身体の養生法を実践するのです

 

あなたも健康のプロになって下さい!

 

 

 

 

 

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