施術料は技術料?⑧ | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。



治療家の技術が高いほど
施術料も高いのか?


芸能人やアスリートを使って
上手に宣伝して
カリスマ治療家と名乗り
高額な料金をとっている治療家もいる

都会の一等地で
初めからお金持ちを相手に
商売している治療家はお勧めではない


ただし

ここからは小生の経験上の持論だが

保険診療で施術料が安くいと
患者さんが増える

一人一人の症状や体の状態を
診察する時間がなくなり

流れ作業のような施術になってしまう


そうなると治すことは出来ない

毎日治らない行為を続けるが

患者も負担金が安いので治らなくても
腹も立たない

治療家サイドも一回数百円のサービスを
していれば患者さんは来るので

治す努力をしなくなる

そのような施術を何年やっても
何万人施術しても

技術は向上しない

国民皆保険制度は素晴らしい制度だが

治療家の技術の低下と
治す気のない患者の増加を招く


だから一回の施術料が
ある程度の金額であるほうが

治す気のある患者さんが来る

治療家もある程度の金額をもらっているので
絶対に結果を出さなければならない


治療は患者と治療家の
協同作業なので

お互いの利害が一致していると
信頼関係が構築しやすく

患者も治療計画に基づいて
しっかりと通院してくる

そうなると治療家も結果を出すために
必死で治療する

その結果

治療がスムーズに進み治癒率が上がる


だからある程度インパクトがある
誰がみても妥当な施術料金は

治る気のある患者さんを選び

治療家の腕が上がる

そして良い治療をして治癒率が上がる


結論として

施術料が高ければ
技術も高いというわけではないが

腕の良い治療家は患者を選び
技術の安売りをしないので

ある程度の妥当な金額
設定しているものであ






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