もんでももんでも悪くなるのはナゼ?④ | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。



筋肉をもんでもだめ!

コリを解消するヒントは
筋膜、皮膚、関節である

前回はそこで終わったので

続きの話をしよう

コリの正体は筋肉ではなく
筋膜のシワだと言われている

だから筋肉をいくら
もみしだいてもコリは解消しない

筋膜のシワを伸ばすような
手技でないとコリは
絶対に解消しない


テレビで整形外科のドクターが
エコーを使って

筋膜にシワがよっているポイントを
見つけ出して

そのポイントに食塩水を注射して
肩こりや腰痛を治療するのを見たが

その場で肩こりや腰痛が消失していた

太い注射針で食塩水を注入するので
かなり痛みを伴うが
実に理にかなった治療法だ


われわれ鍼医者は

べつにエコーなどで画像を見なくても
経験で筋膜のシワの
場所や形状、深さなどが

目で見る以上に分かるので

そこに鍼を打ちしばらく刺しておく

しばらくして鍼を抜くと
筋膜のシワが解消されている

もちろんコリや痛みも消失する

食塩水など全く必要ない

ナゼか?


鍼を打つだけで
局所の血行は150倍になり

血液、リンパ液、間質液などの
流れが活発になり
シワはきれいに伸ばされるのである

続きはまた明日!




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