「正しい事はいい事だ」

いつからか、そう信じて

疑いもしないどころか

正しさを

判断基準にしている方が多いと感じます。


正しさに縛られると

人は"自分らしさ"から遠のきます。


そもそも「正しさ」って

他人や自分の価値観の1つです。


正しいかどうかではなく

大切なのかどうかの方に

フォーカスしていくと


だんだんと

自分を取り戻していきます。


この2ヶ月は

自分の身体の感覚に集中してきました。


わたしは体感覚が敏感なので

感情を捉えるのにも

とても便利だからです。


例えば、

ベランダのサンダルを脱ぎ方が悪く

綺麗に揃わない時、


身体に気持ちの悪さが走ります。


勿論、揃え直す事もありますが、

「今は時間がないからそのままにする」

そう決めてスルーする時は

面白いもので、

身体は反応しません。


自分で決めたからです。



わたし達は日常の中で

嫌だと感じている事に

鈍感になり

無視しすぎなんです。


これが

自分らしく生きられない

1つの要因です。


つい、

やらなければいけないからと、

オートメーションで作業をしがちですが、


お皿洗いなんかは

その代表格かもしれませんね。


そういう時の選択の基準は

"正しさ"なんですよね。


なので、

食器洗いが"やらなければならない"と

義務のようになったり、


洗わずにいる自分を

正しい事をしないからダメだと

(無意識下で)責めてしまい

自信をなくしたり

自己肯定感が下がったりもします。


是非、

"大切"を基準に

選択してみて欲しいんです。


「後々、しわ寄せが来ない方がいいから

今、洗う事を選ぶ」


この場合は

後々の自分にとって大切だと

判断していると言えますし、


「洗った方がいいのはわかるけど

休む方が大切だと思うから後にする」

と言う選択も出来ます。


正しさは

頭に植え付けた情報で


大切さは

心の声です。


本来人は、

心が必要と感じている事を

行動に移す時に

頭を使うものなのですが、


わたし達は、

頭で考えて

頭で決めて行動する事が

当たり前になりすぎているから


心が置き去りになり

自分らしく生きられないんですね。


すぐには

キャッチできないかもしれませんが

「自分にとって大切かどうか」に

フォーカスを向ける習慣を

つけてみてくださいね。


後、お勧めは

一つ無理のない程度の作業、

例えば、靴を揃えるとか

歯磨きをラベルを正面に向けて戻すとかを

丁寧にやると決めて

やり続けてみると

自分が思う"大切"を感じとれるようになるし


心も身体も解けて

楽になっていきます。


"大切"ではなく"心地よさ"と

表現したいところですが、

自分の中での曖昧さが強くなるので

初めは"大切さ"に

フォーカスを向けてみてください。