大工さんの自宅のリビング収納の話。材木が無い話 | 現実的な家造り 広島市の工務店 株式会社カジカワ

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100年以上続く大工の家系です。注文住宅からリフォーム、リノベーションまで何でも請け負っています。
打ち合わせ、設計、工事のほとんどを私か父が一貫して行います。

明けましておめでとうございます。
自宅のリビングから書いてます。


壁掛けテレビにしました。
上にレコーダーが入っています。

下のテレビ台は近々捨てる予定です。

テレビの裏はシューズクローゼットになっています。シューズクローゼットの中にレコーダーやモデムの箱が入っています。

テレビの横はリビング収納です。下は玩具を置いて、上は子供のり保育園の鞄を掛けたりストック品を置いてます。

シューズクローゼットの奥行きは40センチくらい、リビング収納の奥行きは70センチくらいです。

なのでリビング収納とテレビの壁とは30センチ程差が出来ています。

シューズクローゼットは奥行きなくていいのですが、リビング収納は少し奥行きが欲しかったんです。

片付けてスッキリした写真を撮ればいいのですが、そんな気はありません。

自宅の話はここまでにして、木材の話。

10月頃に注文住宅のプレカットの打ち合わせをしたときに、プレカット屋に言われました。

梶川さん。米松無いんです…

木材加工の大手の会社の工事で火災が起きたんです。

結構大きい火災です。

そのせいで木は沢山あるのですが、構造材に加工出来なくなりました。

一般的に米松がよく使われるのですが、その加工が出来ないんです。

コロナのピーク時より木材費がかなり安くなったので、安心していたのですが、今回の火事で少し値段が上がりました。
コロナのピーク時よりは安いのでいいのですけどね。

木材が全く無いわけでは無いのでどうにかなるのですが、困りますよね。

うちは、小さな会社でそんなに物件も多くないし、材木屋とも付き合いが長いのでどうにかなるのですが、手広くやってる会社は大変でしょうね。

まだ木材は檜や杉、集成材に変えればいいので少しのコストアップでどうにかなりますが、電線はシャレにならないです。

一番大変なのは地震の被害に遭った方々ですよね。
電線が無い、木材が無い、高いって愚痴は些細な事ですね。

また自宅の写真を載せようと思います。