皆さま、こんにちは。

田園都市線 梶ヶ谷 ギター教室 SAKAI GUITAR SCHOOL 講師のサカイです。


本日は楽器(ギター、ピアノ)を弾き始める適性年齢は何歳なのか?というお話しさせて頂きたいと思います。よくレッスンを受けたいという方からお問合せを頂くのが、まだこどもが小さいのですがギターレッスンを受ける事はできますか?もう年配だし今からギターを始めて弾けるようになるのですか?といったお問い合わせです。最初ギターレッスンを受ける際に本当に今の年齢でも始めることはできるのか。という不安を感じる事もあるかと思います。よくテレビなどでは楽器を弾くには小さな頃からの特殊な環境で英才教育で3歳くらいの頃から弾き始め絶対音感を持っていないと演奏することは難しいなど。かなり楽器を始める事にハードルを高く思われている方が多いように思います。


楽器を始めるのに早いも遅いも無い!!

まず第一の不安としてあるのは音感なども無いし、小さいし、年齢を重ねているし、楽器を弾けるようになるのかという不安です。そこで、わたしがお伝えさえて頂きたいことは楽器(ギター、ピアノ)を始めるのに早いも遅いも無い!!という事です。何故なら必ずしも優れた全ての音楽家は英才教育を受けているわけでは無いからです。よくテレビで神童と言われるこどもが難曲を何食わぬ顔で弾きこなすのを見てこれは真似することは出来ないという印象を持たれることがあるかと思います。しかしです。3歳くらいの子供にそんな難曲を理解して本当の意味で音楽を分析的に感じて弾きこなせているかというと非常に疑問です。それは先生の指導に素直で言われたことに疑問を持たずに真似をしてきた結果では無いでしょうか。何かしら発表の場を持ち聴衆を納得させる演奏と言う点では素晴らしいとは思いますが、それが真に音楽力があるかというと疑問であります。


直感的思考←→論理的思考

子供であれば音を自然と感じて理論的方向に寄せて行く事。大人であれば理論的な方向性から音を寄せて行く事だと思います。言語学習を例に出させて頂くと子供と大人では学習の方法が異なります。子供は周りの大人が話しかける事を真似して文法などは合っていなくても単語で「ママ」とか「パパ」など単語から時間をかけて言語を直感的思考から習得していき小学校高学年くらいになって文法学習によって言語を補完していきます。子供に適した教育システムが自然と成り立っていると感じます。一方大人ですが会社でTOEICなどで言語習得する際にまず母国語の文法を踏まえた上で英単語などを覚えて言語を論理的思考から補完していきます。このような事から子供の学習方法と大人の学習方法は子供(直感的思考→論理的思考)大人(論理的思考→直感的思考)に寄せて行くことが学習の方向性だと言うことがわかります。少し例え話が長くなりましたが、これは楽器を演奏する事にそのまま置き換えることが出来るのです


真の音楽力とは

そこでわたしがレッスンをさせて頂く際に心がけていることは(直感的思考←→論理的思考)を各人に対位する方向からレッスンをし強化して行くという方法を取らせて頂いています。直感的思考の強い子供には論理的思考に寄って行く事。論理的思考の強い大人には直感的思考をと言う具合に音楽力を補完していく事。(直感的思考→●←論理的思考) ●の中心に立ち自立してバランスのとれた音楽を直感的思考と論理的思考で考え感じれる力こそが真の意味での音楽力だとわたしは確信しています。物事の本質を焦って理解しようとせず時間をかけて音楽を習得する過程こそが音楽の楽しみでもあるし醍醐味だと日々感じています。他者との音楽、言語コミュニケーションにおいても言える事だと思いますが、他者の真意を汲み取り適切な答えを返せる事が人生の幸せにも繋がるのではと言う考えを持ち日々レッスンをさせて頂いております。


少し長くなりましたが日々レッスンをさせて頂く際に心がけている事は学習(レッスン)は楽しい!苦労への道のりでは無く成長の過程を楽しみましょう!と言う事です。興味がありましたら楽しい音楽人生始めてみませんか♫


それではまた!

田園都市線 梶ヶ谷 ギター教室 SAKAI GUITAR SCHOOL 講師サカイ


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