1. 祭司の評価と宣言

イエスはすぐにその人を立ち去らせようとし、厳しく注意して、言われた。「だれにも、何も話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めたものを清めのために献げて、人々に証明しなさい。」(‭‭マルコ1:43-44‬ ‭新共同訳‬‬)

主イエスの慈愛に富んだワンタッチによって、全ての病気は癒やされます。確かに、イエス様は、私達の全ての病いを負い、痛みを担って下さったのです。キリストの打たれた傷によって、私達は、既にありとあらゆる病気から癒やされました。アーメン。

さて、この様に、キリストに於いて私達の癒しは既に完全に実現しているというのに、私達は、なかなか自分達にその癒しの現われを見てはいません。その理由の一つは、イエス様かららい病からの清め、癒しを受けた人への御言葉に見い出すことが出来ます。癒しを受けた者は、行って、祭司に「清い」と宣言してもらう必要があるのです。

「それを、らい病からきよめられる者の上に七たび振りかけて、彼をきよいと宣言し、さらにその生きている小鳥を野に放す。」(レビ14:7 新改訳聖書)

「きよめを宣言する祭司は、きよめられる者と、これらのものを主の前、会見の天幕の入口の所に置く。」(レビ14:11 新改訳聖書)

祭司は、祝福を宣言するために、神ご自身によって立てられた者です。祭司が先ずすることは、きちんと物事を評価することです。神への捧げものが、捧げものとして相応しい清いものなのか、そうではないのかは、祭司の評価によるものとする、と定められています。

「もし、主への献げ物として家畜を携える場合、主にささげるものはすべて、聖なるものとなる。祭司はそれを評価する。その相当額は祭司の良し悪しの評価いかんによる。もし、自分の家屋を聖なるものとして主にささげる場合、祭司がその良し悪しを評価する。祭司がそれを評価することによって、その価は確定される。」(‭‭レビ記‬ ‭27:9, 12, 14‬ ‭新共同訳‬‬)

また、刑事であれ、民事であれ、何か争いごとがあれば、祭司がその係争案件をジャッジするのは、祭司です。

「それから、レビの子孫である祭司たちが進み出る。あなたの神、主が御自分に仕えさせ、また主の御名によって祝福を与えるために、お選びになったのは彼らであり、争いごとや傷害事件は、すべて彼らの指示に従わねばならないのである。」‭‭(申命記‬ ‭21:5‬ ‭新共同訳‬‬)

「それから祭司たちが進み出ます。主は、聖所での仕事や人々を祝福することばかりでなく、争いごとや傷害事件が起きたとき、判断を下すためにも祭司を選ばれたのです。」(‭‭申命記‬ ‭21:5‬ ‭JCB‬‬)

Then the priests, the sons of Levi, shall come near, for the Lord your God has chosen them to minister to Him and to bless in the name of the Lord; by their word every controversy and every assault shall be settled. (‭‭Deuteronomy‬ ‭21:5‬ ‭NKJV‬‬)

The Levitical priests shall step forward, for the Lord your God has chosen them to minister and to pronounce blessings in the name of the Lord and to decide all cases of dispute and assault. (‭‭Deuteronomy‬ ‭21:5‬ ‭NIV‬‬)

実に重大な役割、ミニストリーを祭司は、神様から託されています。「わたしは臨在の幕屋と祭壇を聖別し、またアロンとその子らをわたしに仕える祭司として聖別する。」(‭‭出エジプト記‬ ‭29:44‬ ‭新共同訳‬‬) とある通り、尊い油注ぎを受け、祭司は、その役割、ミニストリー、使命を果たすのです。

2. 王であり祭司である私達

というわけで、神は油注がれた祭司が立ち上がり、御子の血によって清められ、癒やされた者達に、「清い！」と宣言するのを待っているのです！

で、今日、神の祭司は、誰ですか？

もちろん！キリストに在る私達が祭司なのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️

「わたしたちを愛し、御自分の血によって罪から解放してくださった方に、わたしたちを王とし、御自身の父である神に仕える祭司としてくださった方に、栄光と力が世々限りなくありますように、アーメン。」‭‭(ヨハネの黙示録‬ ‭1:4-6‬ ‭新共同訳‬‬)

そして、彼らは新しい歌をうたった。「あなたは、巻物を受け取り、その封印を開くのにふさわしい方です。あなたは、屠られて、あらゆる種族と言葉の違う民、あらゆる民族と国民の中から、御自分の血で、神のために人々を贖われ、彼らをわたしたちの神に仕える王、また、祭司となさったからです。彼らは地上を統治します。」(‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭5:9-10‬ ‭新共同訳‬‬)

ハレルヤ‼️アーメン‼️私達は、キリストの血のゆえに、王であり、祭司なのです‼️

しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださったかたのすばらしいみわざを、あなたがたがたが宣べ伝えるたるためなのです。(1ペテロ2:9 新改訳聖書)

し・か・も！何と私達は、王👑でもあるのです‼️

「王の言った言葉が支配する。だれも彼に指図することはできない。」(‭‭コヘレトの言葉‬ ‭8:4‬ ‭新共同訳‬‬)

私達は、王👑として、その言葉に圧倒的な権威があります。まことに、主イエスは、ご自身に於いて、私達を王として復活させ、王として油注いで下さったのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️

3. 口の結ぶ実によって

「人は口の結ぶ実によって腹を満たし唇のもたらすものによって飽き足りる。死も生も舌の力に支配される。舌を愛する者はその実りを食らう。」(‭‭箴言‬ ‭18:20-21‬ ‭新共同訳‬‬)

まことに私達は、イエス様が成し遂げてくださったことを、私達が正しく認識し、キリストに在る事実に基づいて評価し、宣言する存在です。ところが、、、

ところがどうでしょう？私達の口から出る言葉といったら、イエス様が実現してくださったこととは正反対のことをせっせと発言しているではありませんか⁈

曰く、私は赦された罪人に過ぎないとか(冗談じゃありません！私達は、キリストにあって神の義です！古い罪人は、キリストと共に十字架で終わりました。)、曰く、私は病人だ、曰く、私は貧乏だ、曰く、私は汚れている、曰く、私は価値がない、曰く、私は弱いなどなど、、、
これでは、言った通りになってしまって、弱く、貧しく、汚れたままであるのは、当然と言えば当然です！

この世の裁判でも、審議のみで、有罪なのか無罪なのかはっきりしないままでは、捕らえられた者は、いつまでも拘置所暮らしです！
弁護側が、新たに提出した無罪を示す決定的な証拠があったとしても、ちゃんと結審し、裁判官が無罪を言い渡す必要があるのです。

キリストに在る私達の無罪、そして清いことは明白であり、いかなる縄目に繋がれている必要はないのです！主は、私達の解放に必要なことは全て実現したのです！今、私達に必要なのは、祭司の宣言です。

さあ、今こそ、王であり、祭司である私達の真の姿に目覚めましょう！王の権威をもって、神の祭司として、自分自身に、また周囲の家族や仲間達に、清い！と宣言しましょう！健康と癒し、豊かな繁栄と安全を言い渡しましょう！祝福を宣言するのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️

「わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」(‭‭マタイ16:19‬ ‭新共同訳‬‬)

最新「4.20 らい病人のきよめ祭司の宣言」「4.17 恵みを知る」など、浦和祈りの家や安息日礼拝メッセージはこちらから聴く事が出来ます♪

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癩病人の清め⑵ 祭司の宣言！