1. ざくろの飾り

上着の裾の回りには、青、紫、および緋色の毛糸で作ったざくろの飾りを付け、その間に金の鈴を付ける。金の鈴の次にざくろの飾り、金の鈴の次にざくろの飾りと、上着の裾の回りに付ける。(‭‭出エジプト記‬ ‭28:33-34‬ ‭新共同訳‬‬)

青一色の上着の裾の周りには、ざくろの飾りと金の鈴が交互に付けられています。ですから、大祭司が聖所で奉仕する時にはいつも鈴の音が聞こえています。

「アロンが聖所で務めをするとき、この上着を着ける。それは彼が中に入って、主の御前に出るときにも、立ち去るときにも、鈴の音が聞こえるようにして、死を招くことがないためである。」(‭‭出エジプト記‬ ‭28:35‬ ‭新共同訳‬‬)

ざくろの実は、私達神の民が約束の地で体験するあらゆる面での繁栄、特に経済的豊かさの象徴です。

「あなたの神、主はあなたを良い土地に導き入れようとしておられる。それは、平野にも山にも川が流れ、泉が湧き、地下水が溢れる土地、小麦、大麦、ぶどう、いちじく、ざくろが実る土地、オリーブの木と蜜のある土地である。不自由なくパンを食べることができ、何一つ欠けることのない土地であり、石は鉄を含み、山からは銅が採れる土地である。あなたは食べて満足し、良い土地を与えてくださったことを思って、あなたの神、主をたたえなさい。」(‭‭申命記‬ ‭8:7-10‬ ‭新共同訳‬‬)

ハレルヤ！

「エシュコルの谷に着くと、彼らは一房のぶどうの付いた枝を切り取り、棒に下げ、二人で担いだ。また、ざくろやいちじくも取った。」(‭‭民数記‬ ‭13:23‬ ‭新共同訳‬‬)

また、ざくろは、恋人や花嫁👰‍♀️の愛らしさをも象徴していますね❣️

「わたしを育ててくれた母の家にあなたをお連れして香り高いぶどう酒をざくろの飲み物を差し上げます。あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ右の腕でわたしを抱いてくださればよいのに。」(‭‭雅歌‬ ‭8:2-3‬ ‭新共同訳‬‬)

花婿も自分の恋人、花嫁の美貌を讃えて、ざくろに喩えています。

「あなたのくちびるは紅の糸。あなたの口は愛らしい。あなたの頬は、顔おおいのうしろにあって、ざくろの片割れのようだ。」(雅歌4:3 新改訳聖書)

まさに、ざくろの実は、約束の地での豊饒と、花婿と花嫁の親密な関係の象徴です。

主イエスは今日も私達に言われます。

「わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。」‭‭(ヨハネ10:10‬ ‭新共同訳‬‬)

I have come that they may have life, and that they may have it more abundantly. ‭‭(John‬ ‭10:10‬ ‭NKJV‬‬)

イエス様が来られたのは、私達が命を得るだけではなく、溢れんばかりに豊かにその命、神の命、永遠の命、復活の命を受けるためです！

Beloved, I wish above all things that thou mayest prosper and be in health, even as thy soul prospereth. ‭‭(3 John‬ ‭1:2‬ ‭KJV‬‬)

「愛されている者よ、あなたの魂が繁栄しているように、あなたがすべての面で繁栄し、健康であるようにと祈っています。」(‭‭ヨハネの手紙三‬ ‭1:2‬ 英欽定訳)

アーメン！

キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。なぜなら、「木にかけられる者はすべてのろわれたものである」と書いてあるからです。このことは、アブラハムへの祝福が、キリスト・イエスによって異邦人に及ぶためであり、その結果、私たちが信仰によって約束の御霊を受けるためなのです。(ガラテヤ3:13-14 新改訳聖書)

神がアブラハムに与えると誓った祝福は、キリストの血のゆえに、今や私達のものとなりました！アーメン！ハレルヤ！

「主は、あなたに与えると先祖に誓われた土地で、あなたの身から生まれる子、家畜の産むもの、土地の実りを豊かに増し加え、恵みの倉である天を開いて、季節ごとにあなたの土地に雨を降らせ、あなたの手の業すべてを祝福される。あなたはそれゆえ、多くの国民に貸すようになるが、あなたが貸してもらうことはないであろう。」(‭‭申命記‬ ‭28:11-12‬ ‭新共同訳‬‬)
アーメン‼️

ざくろの実の飾りは、青(キリストにある天的な祝福、完成された贖いの業を現わす色)、そして、紫(キリストの権威、王なるキリストを現わす色)、さらに緋色(キリストの血を現わす色) の三色から成っています。まさに、ざくろが示している祝福は、キリスト・イエス様に在って、全て、私達に既に与えられているものです。

2. 金の鈴

カラフルなざくろの実の飾りと交互に青服の裾に飾られているのが、金の鈴です。(金は、もちろん、朽ちないもの、即ち、復活、神性を現しています。)
ですから、大祭司が、会見の天幕で奉仕する際には、必ず鈴の音が聞こえます。鈴の音が大祭司の存在とその執り成しの祈りが行われていることの証しです。ですから、鈴の音は、大祭司の祈りを覚えるものとなります。

今日、私達が異言(tongue)で祈る時、確かに、私達の大祭司イエスが天上で、ご自身の全ての民のために、執り成し、祈っておられるのが分かります。

He always lives to make intercession for them. (‭‭Hebrews‬ ‭7:25‬ ‭NKJV‬‬)

主イエスは、常に生きておられますが、それは、私達のために執り成すためです。

「罪に定めようとするのはだれですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、私たちのためにとりなしてくださるのです。」(ローマ8:34 新改訳聖書)

このイエス様の天上の執り成しを、聖霊様は、そっくりそのまま、この地上に届けて下さっています。そして、この地上に於けるキリストのボディーである私達が、異言で解き放ちます。

「御霊もまた同じように、弱いわたしたちを助けて下さる。なぜなら、わたしたちはどう祈ったらよいかわからないが、御霊みずから、言葉にあらわせない切なるうめきをもって、わたしたちのためにとりなして下さるからである。」(‭‭ローマ8:26‬ ‭口語訳‬‬)

異言の祈りは、聖霊様ご自身によるうめき、執り成しであり、それは、即、神の右の座に於けるキリストの執り成しです。
ですから、私達が異言で祈る時、私達が自分の霊の内に、大祭司イエス様のミニストリーを覚えることが出来ます。ちょうど、金の鈴の音の響きを聞いて、聖所での大祭司のミニストリーを覚えたように！いや！その時よりも、はっきりと、主ご自身のお働きを覚えることが出来るのです！ハレルヤ！

「神の霊があなたがたの内に宿っているかぎり、あなたがたは、肉ではなく霊の支配下にいます。キリストの霊を持たない者は、キリストに属していません。」(‭‭ローマ‭8:9‬ ‭新共同訳‬‬)

今日、私達の内におられるのは、キリスト様ご自身の霊です！アーメン！まことに「もはや、我生くるにあらず、キリスト我が内に在りて生くるなり」です。アーメン。

「3.2 大祭司の青服完全な贖い」「2.24 三列目の宝石の輝き」など、浦和祈りの家や安息日礼拝メッセージはこちらから聴く事が出来ます♪

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ざくろの実と金の鈴 〜豊かさと交わり〜

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