人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。あなたが、わたしの口から言葉を聞いたなら、わたしの警告を彼らに伝えねばならない。わたしが悪人に向かって、『悪人よ、お前は必ず死なねばならない』と言うとき、あなたが悪人に警告し、彼がその道から離れるように語らないなら、悪人は自分の罪のゆえに死んでも、血の責任をわたしはお前の手に求める。(‭‭エゼキエル書‬ ‭33:7-8‬ ‭新共同訳‬‬)

1. 公園の御言葉カードと初めての過ぎ越し祭

随分と前の話しになりますが、初めて過ぎ越しの祭りに合わせてエルサレムに行った時のことです。
イスラエルに向かう数日前、妻の実家の近くにある緑の多い広い公園で、子供達を遊ばせていました。

今は、ガタイの良い体育の先生として、荒っぽい小学生の子供達を日々鍛えている次男ですが、当時は、まだ歩き始めてそれほど経っていなかったので、よちよち歩きで、私に近づいて来ました。
そして、ニコニコしながら公園のどこかで拾って来て、自分の手に持っている小さなカードを私に渡してくれました。何とそれは、子供用の小さな聖書の絵入り御言葉カードだったのです！
その御言葉カードには、こうありました。

神は言われた、「わたしは必ずあなたと共にいる。これが、わたしのあなたをつかわしたしるしである。」(‭‭出エジプト記‬ ‭3:12‬ ‭口語訳‬‬)

その前の年に行った仮庵祭に引き続き、その時の過ぎ越し祭のエルサレム行きも、紛れもなく御手の内にあることを確信させる出来事でした。

実際、当時初めて、神のイスラエル、即ち、ユダヤ人と諸国民が、頭(かしら)なるイェシュアのもとで一体と成り、一人の新しい人とされることにより、イスラエルの全家が回復する、との啓示を受けた直後のエルサレム行きでしたし、霊的には、非常に意義深いエルサレムでの過ぎ越し祭となりました。

一週間続く、味気ない巨大クラッカーとも言えるマッツァーの食事には、正直閉口しましたが(当時は、アラブ街に行ってケバブ🥙を頬張るという裏技は使っていませんでした！)
この種無しパンの祝いの時期のエルサレムが、実に主の再臨を意識する霊的アトモスフィアに満ちており、仮庵祭の収穫の喜びとはまた違った霊の導きがあることを、当時も自覚できました。
もちろん、十字架と復活の季節をエルサレムで過ごすことほど素晴らしいことは、この地上にありません！また、この時をエルサレムで過ごすことは、当然のことです。

すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」(‭‭ルカ‭2:49‬ ‭新共同訳‬‬)

2. 躊躇するメッセンジャー

さて、主の再臨に備えよ、との啓示、導きを受ければ、当然、迫り来る裁きを避けるよう警告せよ、との霊の促しを受けるようになります。イスラエルから帰国後もその思いは強くなる一方でした。

しかし、私は逡巡していました。なぜなら、当時も今も、霊的に生まれ変わりを体験している者は、その日が来れば、オートマティカルに携挙されると考えられていたからです。しかし、事実は決してそうではありません。(もちろん、主イエスを受け入れないで、霊の生まれ変わりを体験していない者が、引き上げられることはありません。)

「そのとき、ふたりの者が畑にいると、ひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。ふたりの女がうすをひいていると、ひとりは取り去られ、ひとりは残されるであろう。だから、目をさましていなさい。いつの日にあなたがたの主がこられるのか、あなたがたには、わからないからである。」‭‭(マタイ24:40-42‬ ‭口語訳‬‬)

私達は、目を覚ましている必要があります❗️なぜなら、取り残されてしまう可能性があるからです‼️

「だから、あなたがたも用意をしていなさい。思いがけない時に人の子が来るからである。」(‭‭マタイ‭24:44‬ ‭口語訳‬‬)

私達は、油を絶やさず、常に火を灯している必要があるのです。

「だから、目をさましていなさい。いつ、家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、にわとりの鳴くころか、明け方か、わからないからである。あるいは急に帰ってきて、あなたがたの眠っているところを見つけるかも知れない。目をさましていなさい。わたしがあなたがたに言うこの言葉は、すべての人々に言うのである」。‭‭(マルコ13:35-37‬ ‭口語訳‬‬)

確かに！私達は眠ってしまう可能性があります！このメッセージは、主が言われる通り、私達も含めて全ての人へのメッセージです。

しかし、私は、このメッセージを伝えるのを、躊躇していました。

3. 家族旅行と、吹き出る血の責任

そんなモヤモヤした気持ちのまま、イスラエル帰国後、ゴールデンウィークに入る前に、子供達を連れて那須に家族旅行に出かけました。

旅行の最初の日に、ある公園に行くと、小さな動物達と触れ合うコーナーがあり、そこにはウサギも飼われていて、遊びに来た子供達も餌をあげたり出来るのです。ウチの子達も、その場所に入って遊んでいました。

今は、都心で日夜、消防隊員として働いている長男ですが、当時は未だ幼稚園に入る前です。ウサギに近づくと、アッ🤭という間に指を噛まれてしまい、噛まれた指から勢いよく血が吹き出たのには、親の私も係員もビックリしてしまいました❗️
周りの家族連れにも動揺が走りました。私達は慌てて公園を出て、黒磯駅近くの病院に車を走らせたのを良く覚えています。

幸い、大事には至らず、旅行は続けられましたが、気になったのは、公園側の対応でした。ウサギは噛むこともあるんです、、、という曖昧な言い訳のような話しでした。
後になって、その動物との触れ合いコーナーの隅の方をよ〜く見ると、小さな字で「ウサギは噛むこともあります。」と書いてありました！
これでは、何の警告にもなりません！こんな隅っこの小さな文字に気づく人は殆どいないでしょう！

面白いことに、翌日、別の場所に遊びに行くと、やはり動物触れ合いコーナーがあり、ウサギのコーナーもありました。しかし、そこは、綱で囲われていて、非常に目立つ大きな字で、「ウサギは噛み付くので、注意してください！」とありました。もしも、これで、安易に網に手をつけて噛まれたら、噛まれた方の責任でしょう❗️

さらに、面白いことに、帰りに寄った高速のサービスエリアでも、ウサギを飼っていたのです！
しかし、そこは、もう全体が厳重に強い金網で覆われていて、どデカい字で、「注意！ウサギは噛みます！近づかないように！」とありました‼️ここまで言われたら、誰も近づかないし、そもそも近づけません❗️無駄な血が流されることは、絶対にないでしょう‼️

もうお分かりでしょうが、この一連の出来事が、私のためであることは、明白でした。
帰りの車を走らせながら、私の逡巡は消えていました。
警告を与えなければ、血が流され、その責任は、私に問われるのです。

4. 消えなかったともしび

「主は、そのしもべダビデに免じて、ユダを滅ぼすことを望まれなかった。主はダビデとその子孫にいつまでもともしびを与えようと、彼に約束されたからである。」(2列王記8:19 新改訳聖書)

その後、二人だった子供は、四人になり、長い歳月が流れ、遂に末っ子も来月、大学を卒業し、仕事に就くことになりました。
その間、私自身は、試練と誘惑のオンパレードで、当時のビジョンも思いも、地中深く埋もれてしまい、二度と日の目を見ることもないという有様でした。しかし、、、

しかし❗️主の約束は真実です。列王記の御言葉にある通り、ダビデのため、エルサレムのために、主の灯火が消えることはありませんでした‼️
そして、今後も決して消えることはないのです‼️
今こそ、その霊の火を異言の祈りによって再び燃え立たせよ‼️アーメン🔥🔥🔥

「こういうわけで、あなたに注意したい。わたしの按手によって内にいただいた神の賜物を、再び燃えたたせなさい。というのは、神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊なのである。」(‭‭2テモテ1:6-7‬ ‭口語訳‬‬)

賜物と召命は変わることはありません。(ローマ11:29)

主にあるミニストリーは、多くの試練、誘惑、即ち、死を通り、聖霊のよみがえりのパワーで復活し、逆にヴァージョンアップし、今や、復活のミニストリーとして、イスラエル🇮🇱の地で吹き荒れようとしているのです‼️ハレルヤ‼️

「日の上るほうでは、主の栄光が恐れられる。主は激しい流れのように来られ、その中で主の息が吹きまくっている。」(イザヤ59:19 新改訳聖書)

主は言われます。立って、イスラエル🇮🇱へ行け、と。

「イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。行って、『天の御国が近づいた』と宣べ伝えなさい。病人をいやし、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。」(マタイ10:6-8)

まさに、預言通りです。

「見よ、わたしは大いなる恐るべき主の日が来る前に預言者エリヤをあなたたちに遣わす。彼は父の心を子に子の心を父に向けさせる。わたしが来て、破滅をもってこの地を撃つことがないように。」(‭‭マラキ3:23-24‬ ‭新共同訳‬‬)

裁きがエルサレムに臨んでしまう前に‼️
今がイスラエル派遣の時です。

主は仰せられた。「今ここで、わたしは契約を結ぼう。わたしは、あなたの民すべての前で、地のどこにおいても、また、どの国々のうちにおいても、かつてなされたことのない奇しいことを行おう。あなたとともにいるこの民はみな、主のわざを見るであろう。わたしがあなたとともに行うことは恐るべきものである。」(出エジプト34:10 新改訳聖書)

アーメン。

〜わたしはダビデのためにそこに一つの角をはえさせる。わたしはわが油そそがれた者のために一つのともしびを備えた。(‭‭詩篇‬ ‭132:17‬ )〜

シャバットシャローム！

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〜見よ、わたしはすぐに来る〜

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子供達の思い出と復活のミニストリー