今回の内容は

家事代行の会社へ
面接にいったときのお話です。


あっという間にむかえた面接日。

会社がある建物は
高層階のオフィスビルでした。




建物のなかに入ると、
ホテルのように きれいで広々とした
エントランスが目の前にありました。




エントランスの先にある
広々としたラウンジスペースで
面接官と対面。


面接を担当してくれる人は
女性の専務の人で、

見た目は 50代くらい、
ハキハキと話す 明るい雰囲気の人でした。




自己紹介といっしょに
準備していた履歴書を提出。


面接官から用紙をわたされ、

希望のシフトや
できる仕事の範囲については
その用紙に書くことになりました。



希望の『日数』や『曜日』、
『時間』について記入するところには

・日数…『週1〜3日』

・曜日…『決まってない』

・時間…『10〜16時のあいだの
     2〜3時間くらい』

というふうに書きました。



『できる仕事の範囲』については

掃除・料理・洗濯・買い物・ゴミ捨て
アイロンがけ・ペットの散歩 など

たくさんある項目のなかから
できるものに ○をつけるようで、

あまり自信はありませんでしたが
ほとんどの項目に○をつけました。



ただ、育児や介護については
経験がなく 自信がなかったので、
そこだけは✖️にしました。





『料理スキル』について聞かれたので
できることを正直に話しました。


調理補助のバイトはしてるものの

プロレベルの料理や
離乳食や幼児食、介護食、
専門的な料理はつくる自信はないけど

下ごしらえや
カンタンな料理ならできることや

使ったことがない料理でも
レシピを見ながらなら つくれる
というふうに こたえました。


学歴や職歴、資格ついては
面接中に ふれられることはほとんどなく

「過去になにをしてきたか」
というよりも

「今、なにができるか」のほうを
重視しているように感じました。



そのあと、面接官から
次のような説明をうけました。


・仕事の範囲のこと
 (できること・できないこと)


・給料のシステムや
 時間外の手当、交通費のこと


・試用期間中のこと
 (時給、注意点、労働時間)


・就業規則のこと


・スタッフの勤務時間と
 会社の営業時間、休日について


・会社の理念、事業内容


・損害賠償保険
 (モノをこわした場合の保険) 


・トラブルがおきた場合のこと


・現職のスタッフさんが体験した
 訪問先でのエピソード


いろんな説明うけたり お話をきき
この業界についてのことや
仕事についてのことが わかりました。



そのうえで、わたしが伝えたことは

「できるだけ早く副業として始めたい」
という話をしました。
  

すると、どうやら
直接雇用の『バイト』というよりも
『派遣』のようなシステムでした。



「条件のあう案件があれば紹介します」
という システムのようなので

希望の条件をだしたからといって

必ずしも、その条件にあう仕事が
毎回、安定的に紹介されるわけではない
という印象をうけました。


それはなぜかというと、

依頼するお客さんによって
「◯月◯日だけ」というふうに、
単発で依頼をする人もいれば

「週に◯回」「月に◯回」と
毎週、毎月、定期的に依頼する人とで
さまざまいらっしゃるからです。


お客さんの希望・都合にあわせ
その条件にあうスタッフを
マッチングさせる必要があるので

働く時間や場所が決まっているような
ふつうのアルバイトと ちがうようです。


どのくらいスタッフさんがいるのかを
きいてみたら

全体では100名を超えてるようで
40〜70代が多いようでした。




私のように 
20代ではじめたスタッフは
かなり少ないとのことでしたが、

「独身・20代」だからといって
家事代行の仕事で不利になるわけでは
なさそうでした。


その理由は、
子育て中の主婦が 働けない時間帯、

例えば

・早朝の7時~9時
・夕方の17時以降
・土曜、日曜、祝日
・大型連休の期間


これらの時間帯や期間に
働けるスタッフは 少ないようで

その時間に 働けるスタッフがいると
とてもありがたい ということでした。




登録したスタッフ全員に
みんな平等に仕事が紹介されている
というわけではない、という話を聞き、

そこから先の話は
あまりつっこんで聞けなかったのですが

「スキルよりも、やる気のある人には
 仕事がたくさん紹介される」

という 印象をうけました。


この『やる気』というのは、

・たくさんの時間 働ける
・たくさんシフトを入れられる人

ということです。


週1日だけ 働ける人と
週6日、働ける人とであれば

週6日の人のほうに
仕事の依頼される確率がたかくなる
ということです。


なので、
『スキルの高さ重視』というよりも
『労働時間の長さ重視』とのことでした。


よく考えたら そうですもんね。

会社はスタッフにたいして
『給料を支払う』かわりに

スタッフは会社にたいして
『労働力を提供する』

働くって 基本そうですもんね。



そして、このあとの流れとしては、

トレーナーによる
新人研修と実習があるということで

おたがいの都合のいい日をあわせ
指定の場所でまちあわせし研修する
ということになりました。


つづきます。
 

次回の内容は
新人研修、実習のときのお話です。