夏休み…いよいよ少年キャンプシーズン本格化。
今期週末すでに4回のカジ手伝いしてるよ。
皆さん〝オリエンテーリング〟ってご存知だろうか?
ハイキングを兼ねてグループで楽しく歩いて、途中でクイズに答えたりするレクリエーションのひとつでOLと略したりする。これ、本来は所要時間を競う個人競技で世界選手権やワールドカップもあるかなりハードなスポーツなんだ。地図と目盛りの入ったコンパスを使って指定されたポイント地点を回ってゆくのだが、これカジマン…大の苦手である。そもそもの方向音痴に加えて地図をコンパスで正確に読み取る能力に欠けている。なので、おおよそのヨミとカンでこっちと思った方向に進んでゆく。間違ったら引き返せばよいのだ…と掛け足自慢カジマンは体力を過信して突っ走る。そのうち自分の位置も判らなくなってしまうのだな。いわゆる迷子ね。
さて、いまや現役から遠ざかってしまったが、就職活動中の学生さんと接していて感じたこと…。
それは「人生の迷子」が多いなぁ…だ。自分の位置が判っていない。冷静に判ろうともしない。若者よ、何となく行きたい場所を入力すれば、GPS機能によって目的地へのコースを導いて貰えるのだ…みたいな勘違いをしてやいませんかね?
「人生の方向音痴」の対処法がある。2つね。
ナビに頼らず今の自分の位置をちゃんと確認すること。そして周りの地形や通って来た道をしっかり確認することだ。
そうすれば次に進んでゆく道をただ漠然と歩くことがなくなってゆく…、さらには歩きながら道の両側にある様々な特徴あるモノを観察するようになる。
やってごらんなさい。その観察が自分の歩みやコースが過去の事実、しっかりした標(しるべ)として自信を持って次に進むパワーになってゆくのだから。