私は決断力がないほうで、とっさの判断に迷うことが多いです。
心配ごとも多く、なかなか行動に起こせないことも多いです。
そんな私とは正反対の旦那さんは、いつも大切なことは何か、やりたいことは何かがはっきりしていて、迷いがないです。
なので、大切な判断をするときは、私より旦那さんのほうが間違いがないと思います。
逆に、こまごまとした日常生活にあふれる判断は私がしたほうがいい場合も多いです。
旦那さんの決断の思考回路が(良い意味でも悪い意味でも)単純で早い分、うっかりミスが多いのも事実ですから。
この間私の祖父が日本で亡くなりました。
その一報を聞いたとき、日本に帰ろうと思いましたが、両親には来なくてもいいよと言われました。
ちょうど出張に出ていて家に居なかった旦那さんに電話をすると、すぐ飛行機を予約して一緒に日本に行こうと言ってくれました。
日本に行く計画を早急にたてて、飛行機の予約をしようとした私でしたが、準備をしている過程で、もし、飛行機が遅れたらお葬式に間に合わないかもしれない、旦那さんが出張から帰ってきてからの出発になるので、かなりのハードスケジュールになる、親には無理しないでいいと言われた、もしかしたら、私たちが夜遅く到着することで迷惑をかけるかもしれない、そして飛行機も良いのがなかなかない、と、心配や不安が大きくなり、自分でも何が大切なのか、わからなくなってしまいました。
そんなときにも、とにかく行こう!絶対行かないといけないよ!と旦那さんが強く言ってくれたおかげで、私も気持ちを立て直し、無事二人で祖父の葬儀に参列することができました。
今落ち着いて考えてみると、本当に行って良かったと思っています。
祖父はずっと体調が悪く、私がアメリカに居る時にもしものことがあったら絶対に日本に行こうと思っていました。
しかし、もちろんこういうことは突然で、心の準備をしていたつもりでも実際はかなり動揺し、日本に行くためにやることや準備することも多く、事務的なことばかりで祖父の死を悲しむ余裕がない状態が逆にむなしく感じてきたりもして、正直途中で気持ちが疲れてきてしまってやっぱり行けないかも、と思いました。
でも、葬儀に参列して、私たちが来たことで、ひ孫を含め家族みんな欠けることなく集まって祖父を送り出すことができたとき、本当に来てよかったし、来るべきだったと思いました。
母も、私たちが来たことを本当に喜んでくれて、ありがとうと何度も言ってくれました。
両親は私たちに無理をさせたくなかった反面、やはり来てほしいという気持ちがあったんだと思いました。私たちが行ったことで、母の悲しみも少し和らいだのかなとも思えました。
海外に住んでいると、こういうことは本当に難しい問題になってくると思います。
それぞれの生活状況で、できること、できないことは変わってくると思いますが、今回は私たちにとってはできる限りのことができ、悔いなくアメリカに戻ってこれたので本当に良かったです。
私一人では良い決断ができなかったと思います。
背中を押してくれた旦那さんにとても感謝しています。