ポリクリで2週間ごとに各課を回りながら、そろそろ研修先の選定に入らなければいけない時期になってきた。

医学生は6年生の終わりに医師国家試験があるが、その年の夏頃には研修先のマッチングのための希望を提出しなければならない。(試験に受かる前提で)

研修病院は全国にあるが、症例数やベッド数、指導医の質や人数、地域性などで人気にかなり偏りがあるようだ。

その偏りは研修医の募集要項の中の給与欄を見ると露骨にわかる。

 

東京の某病院は月額19万円のところ、地方のとある病院は50万円!!

そして倍率

定員を割り込むところもあれば、10倍近い競争のところもある。

この差の「詳細」って一体なんなんだろう。

 

彼はお金や規模や知名度は土返しで、

師匠となりうる指導医との巡り合いを求めて奔走している。

情報だけではわからないので、休みになればあちこちの病院を訪問して見学ツアーやセミナーに参加する。

なにしろ普通の学生さんは両手広げてウエルカムのところでも

彼の年齢(研修医スタートが58歳)では「入った瞬間すぐ定年です」という病院もあるので

まずはそれでも受け入れが可能かどうかというお伺いからスタートする。

 

わかったことは

いろんな事情の、いろんなカラーの病院があるということ。

限られた時間でも、できるだけ人に会い、その場所の空気を吸って縁を手繰り寄せるしかあるまい。