●自己破産と任意整理の損得
サラ金の過酷な返済請求から逃れるには自己破産しかないで。
自己破産ちゅうのは、借金が自分の返済能力を超えてしまい、今後も返済の見通しがつかず、最低限の生活が精一杯の経済力しかないと申告して承認されることや。破産確定後は1ヶ月以内に免責の手続きをすることになる。
ほとんどの場合は免責が認められるが、最近は簡単に自己破産するケースが増えてきてるので、裁判所はたとえ免責を認めても、借金の全額ではなく何割かは返済することを促す決定をしてるんや。
それから免責が適用される範囲は債務者本人だけなんや。保証人の債務は残ってしまうことを覚えとかなあかん。
ただし、調停や任意整理の場合は借金の額そのものが減るから、それと連動して保証人の債務も減るんやで。
けれど自己破産するにも数十万の大金が必要や。
自己破産を裁判所に申請するには、弁護士費用と裁判所に収める予納金30万円と、免責を取る費用30万円がいるで。
注意せなあかんのは、破産宣告専門の弁護士にも悪いやつがおって、弁護士料の支払いに消費者金融から金を借りて来いという不届きな輩もおるから気ぃ付けや。
■自己破産と任意整理の違い
自己破産:
債務:破産を申請して免責を受ければそれまでの負債はなくなる。
ただし、ギャンブルや遊興にあてた負債であれば免責は下りない。
費用:60万円程度
社会的制裁:社会生活を送るうえで支障になる制約はなし。役員になれないなど。
ブラックリスト記載:5年~7年間は記載されるためクレジット利用は不可。
任意整理:
債務:弁護士を間に入れて、賃金業者との間で話し合いとなる。利息をカットして延べ支払い方式でまとまる。
費用:1件2万円から。成功報酬は10%程度。
社会的制裁:なし
ブラックリスト記載:なし