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自分ブランドアドバイザーの
ふじわらやすのりです。
分析・発表演習
現在一般的になって来た管理職試験に「分析発表演習」があります。
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与えられた資料に従って、参加者が新しく着任した所長・工場長役に
なって当企業を改善するにあたっての方針や課題、リスク、実施計画
などをプレゼンする為に「模造紙」に書くように求められるものです。
いわゆる企業の経営分析ケーススタディーに近しいものなんです。
準備時間2時間、発表10分という非常に厳しい条件下での演習です。
この演習では、すべての能力が観られるのでインバスケット演習同様
重要度の高い演習です。
「分析」では思考面
思考決定力・計画性・問題解決力が観られます。
「発表」では対人面
対集団にたいする影響力、表現力が観られます。
今回の模擬試験では、日頃から問題解決に意識して取り組んでいる人
いない人によって大きな差が見えました。
ただ、上司の指示のみで動いている参加者
自分でしっかり計画を組立て日々仕事を熟している参加者
両者によってストーリー展開の上手さに段違いの差が生まれたんです。
【まとめ】
方針発表のステップ
①来期の目標と現状分析
②課題の明確化と今後の方向性
③経営資源を活用しての対策
④具体的な手段目標
それらを起承転結にまとめる。
今回のセミナーでは
このステップを上手に踏めたのは5人中2名という結果でした。
おそらくこの2名は管理職試験は間違いなく合格するでしょう!
直前対策として
私のまとめ方としてパワーポイントで事例研究を皆と実施しました。
それでも物足りないので、次回セミナーより
マインドマップにヒントを得て
『ストリーマップ』なるものを考えついたんです。
このマップは万能で
面接演習・グループ討議・分析発表演習で有効に使える優れものです。
インバスケット以外に活用するツールとして次回より使用すること
にしました。
また、今回のセミナーでの気づきとして一番大きい収穫は
参加者の読解力が弱いということです。
5人中3人まで面接演習の短いその場の状況と課題を10分という
時間内に読み込めず課題を十分理解できずに面接に当たっていました。
部下役の私に課題を教えられるという参加者もいたというお粗末さでした。
最近の人は読書をしない、新聞を読まないという環境からこういう能力が
劣って行ったのでしょう。
これからの指導には、私が事前に推薦図書2冊を読んで参加する様に
指導している通り、読書の習慣を植え付ける。
自分への投資をさせる様に指導することが不可欠だと痛感しました。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
自分ブランドアドバイザーの
ふじわらやすのりでした。

