みんなをその気にさせる「新オアシス運動」 | Fujiwara Yasunori Blog

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世界のエリートは「健康マネジメント」
を日々の生活に取り込む 藤原康典

みんなをその気にさせる「新オアシス運動」


『お店、営業所、工場、あらゆる事業所の責任者に向けて


のメッセージです。』



自己紹介


私は現在食品会社で業務の見直しをする


そしてその手法を従業員に教え改善を


気づかせる仕事をする、業務改善トレーナーをしています。


大学卒業後現在の食品会社に入社、そして47歳まで


工場長時代を含め計12回、2年に1回転勤をするという


社内ギネス(記録)を打ち立てました。


毎回「業績を2年でV字回復させて栄転したのです。」


と言いたい所なんですが、実は


結果が出なくて1年で左遷という結果に終わった事も有ったのです。


後で聞いた話ですが、


長男は小学校を4回転校して


関西弁だ、東北弁だと、いじめにも遭ったそうです。


それでも負けず


みんなをまとめたり、振り向かせたりするのに


ありとあらゆる事に挑戦して来ました。


成功と失敗の連続でした。


有る時は組合の幹部から本社に、根も葉もないことを報告されたりもしました。


それでも、本社工場でこれまでの経験に花を咲かせることができたのです。


そんな私だからこそ、人心掌握のコツとその経験が語れると思うのです。


本日のゴールです。


自分の思いを聞いてほしかったら


「新オアシス運動」を展開しよう!


私は事業所に着任したら先ず「自分の思い」を語ります。


「私はこの事業所をこうしたい」と熱く語ります。


そしてこっちを向いてもらう為に挨拶から入ります。


コミュニケーションを深めこっちを向いてもらう為には


4つのことが大切です。


それが『オアシス』です。


1つ目です。


オ…おはようございます。


2つ目です。


ア…ありがとうございます。


3つ目です。


シ…失礼しました。(失敗は認めるんです)


4つ目です。


ス…素晴らしいです。素敵です。(ほめ達名人になるんです)


次に「やってみせる」です。みんなに実践している後姿を見せるんです。


その後は納得してもらうまで説明するんです。


結果、できたら褒めるんです。


ノウハウです。


そんな事わかっていても従業員は


「そんなの関係ない」「そんなの関係ない」


「オッツパッピー」ちょっと古いか?


そこで私は全体朝礼等の活用を考えました。


「挨拶3連発」


本社工場着任の工場長代理の時、当時の工場長に尋ねました。


「この事業所は挨拶が悪いですね!」


「そうなんだ、お客さんが多いので困ってるんだ」


「何か良い方法はないかな?」


わかりました、「おはようございます。」が口をついて


出てくる様に習慣にしてしまえば良いんですよ!


挨拶3連発です。


「やまびこ」の様に3回連呼するんです。


へその下(丹田)に力を込めて


これ健康にも良いんだよって教えるんです。


健康の為にも、力いっぱい大きな声を出すんだよって!

(会場のみなさん、下記の要領で私に続いて連呼お願いします)


私「おはようございます」従業員「おはようございます」

私「おはようございます」従業員「おはようございます」

私「おはようございます」従業員「おはようございます」


この方法を各部署に広げました。


これを飽きるほど続けたんです。


自分から率先垂範して挨拶する姿を見せるんです。


「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」


朝礼という朝礼は全て「挨拶3連発です」


3か月ぐらい過ぎた頃からでしょうか。


見学者、得意先の評判が非常にいいんです。


「気持ちいいですね、挨拶が素晴らしいですね」


ひとつの事が良かったら、全部良く見えるんですね!


色んな人から評価を貰えるようになったんです。


得意先からの商談が次々決まったと営業から


歓喜の悲鳴です。


そうすると今度は皆をほめるんです。


お礼を言うです。


「ありがとうございます」


「失礼しました、みなさんの挨拶は素晴らしい」


「みなさんのおかげで商談がまとまりました」


するとなんと言うことでしょう!


「売上が伸びて業績も更に上がったんです。」


正に「新オアシス」効果です。


効果は抜群です。


まとめます。


事業所のみんなをその気にさせるには


「おはようございます。」の挨拶から


感謝の気持ち「ありがとうございます。」


そして疑ったりして「失礼しました」と


素直に謝る。


そして結果に対しては「素晴らしい」と


大いに褒める。


「あなた達はとっても素晴らしい」と言うのです。


自然体で実行できる「習慣」の完成です。


更に共通の敵をつくるんです。


工場は「挨拶が悪い」とばかにした外野に向けて


一致団結するです。


粘り強さが必要ですが


きっとうまく行くことを請け負います。


現在この運動は九州まで広がりを見せて


いる事が心からうれしいです。


あれから10年の歳月が過ぎました


いまでも朝礼で3連呼が聞こえてくる事に


感謝する今日この頃です。


最後まで読んでくださってありがとうございました。