仕事がら色々な企業を訪問することがある。
玄関に入った瞬間に、製造現場の状況が目に浮かぶことがある。
実際に入ると整理・整頓ではなくきれいに整列されている。要るもの、要らない物の区別が付かない。
いらないものは捨てる、必要なものは、必要なときに、必要なだけ取り出せるようにする。
これがなかなかできそうで、できない。
できない企業はいるもの、要らない物の判断基準がない。
家庭の主婦である、パートさんが主力の現場でもそれができない企業がある。
何故できないのか?
私はパートさんに2Sを教える時、よく台所の整理・整頓を例題に出して教える。
彼女達なら仕組みをつくればできはずなのにそれが作れない。
三日坊主で終わる。
私は三日坊主も3回続けりゃ、半月は続くと励ます。
歯磨きをしないと気持ち悪くて眠れないというところまで5Sを習慣化する。
継続定着するには、主力のパートさんとよく話し合い一緒に仕組みを作って、後はまかせる。
仕組みと仕掛け、片づけると「こんな良いことがありますよ」とみんなに知らせてあげること
最後に整理・整頓ができてないとき管理者は、怒るではなく「しかる」躾で締めくくる。