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Theory of Realization”実現の理論”

未来(夢、目標)実現のためのシンプルな理論を解説しています。仕事、恋愛、人間関係等実現したい未来があれば対象は選びません。
未来実現のためのこのシンプルな思考法があくまでも机上の空論ですが、悩める皆さんの思考整理・意志決定の参考になれば幸いです。

皆さんこんにちは

前回まではざっくり広く浅くTORの基本的な考え方について触れていただきました。

今回からは少し深く事例や図表など活用しながら具体的な解説に入って行きたいと思います。


タイトルの"原因の追究テクニック”とは何か?

これは前回までのお話しの中の”過去にタイムスリップして原因を探る”の実務的なお話しになります。


”過去にタイムスリップする方法”は簡単にお話ししましたがもっと具体的な事例を使って解説しましょう。


まず前回のように待ち合わせの時間に遅れるという現象で述べた行動順序というものに着眼した

タイムスリップ法についてはほぼ理解されたと思いますが、実は実際の場面ではこの手順はあまり

通用しません。「えっ!? だって前回そういう風に解説してたでしょう?」って普通なりますね。


世の中には建て前と本音という言葉があります。物事を分かりやすく解説する時によく何かに例えたり

擬似的な何かに置き換えて説明することがあります。

どんな例え方をするかで理解を深める深さが変わります。これをアナロジーと言いますが何かに例える

ことでイメージを持ち正しく思考することが可能になります。


TORはイメージを大事にします。このイメージの事を”あるべき姿”とも言います。

ここでいう建前とは概論のことで全体の様子を理解するときは基本形としてこう理解しておきましょうという

意味合いになります。本音とは実は基本形だけでなく応用形や変化形があるという意味合いです。

各論ではその応用形・変化形を理解するということになります。


概論では物事の結果がどのような始まりから終わりまでの道筋だったかをコトの順序で探ることを

述べました。考え方の世界ではそれはごもっともな説明なのですが、実は現実(リアル)の世界では物事

がどういう順序で始まり終わるのかということは、わからないことが多いのです。

TORはリアリティを大切にする理論です。机上の空論を旨としていますが、実は実際の場面で役に立つ

手順を提供することも旨としています。前置きはこれくらいにして...


原因追究のテクニックに戻ります。

原因追究するためにはコトの順序を見つけることが第一番目の手順です。

「でもそれがわかってたら苦労しないよね」

そうですね、先ほども述べたようにわからないことが多いです。


「なぜこうなってしまったんだ...」「どうして上手くいかないのかな....」

迷い悩む、これが現実場面でよく出会う問題でしょう。


どの様に順序を見つけるか...


TORでは頭の中をまず空っぽにします。

どういう意味か?


つまり今、悩んでいたり迷っていたり実現したいことに対してよくない状況を書き出します。

起きている出来事に対してそのことに関係あるであろう過去のネガティブな状況を文字にして

書き出すことから始めます。

難しくありません、思いつくままランダムに書き出せばよいのです。


●事例 コップを落として割ってしまった

 ①テーブルの隅にコップが置かれていた

 ②床がフロアリングで固い

 ③コップがガラス製

 ④手が滑った

 ⑤コップが濡れていた

 ⑥コップの中に水が多量に入っていた

 ⑦コップが床に落ちた

 

これぐらいにしておきましょうか


次にどれが最初に発生していた状況か?と考えます。

その順序に各文章を並びかえてみましょう、ポストイット等に書いてやるとやりやすいですね。


 ③コップがガラス製

 ⑥コップの中に水が多量に入っていた

 ①テーブルの隅にコップが置かれていた

 ⑤コップが濡れていた

 ④手が滑った

 ⑦コップが床に落ちた

 ②床がフロアリングで固い


こんな感じでしょうか?でも違和感ありますね。

同時に発生していた事柄があると順序に並べ替えする時、違和感が生じます。

物事の状態を表す言葉と動作などを表す言葉が混ざっていることが原因です。

日本語的には形容詞と動詞がばらばらにあるときそうなります。


また性質や状態を表している言葉は物事の”順序”というよりその順序に並ぶコトの効果を増幅または

減衰させる”条件”である場合が多いのです。


もちろん状態を表すこともその状態になる順序がありますからそれを意識して並べ替えするわけです。

例えば③はそもそもこの事例のコップはガラスという材料で出来るので、出来上がった時からガラス製

です⑥は状態を表していますがコップが出来てからでないとその状態にならないため③の後、という

具合です。


もう一度並べ替えたものを見てください。


分析すると

③⑥①⑤②は全て物事の状態を示しています。

唯一④⑦のみがコップが落ちて割れるための動的な”順序”と考えます。そしてそれ以外の要素は全て

④⑦の順序による結果を増幅する働きをする”条件”だったと考えられます。

③⑥①⑤②だけではコップは落ちないし割れません。



Theory of  Realization”実現の理論”


このように頭の中にあるものを全部書き出して

一番昔に起きていたと思われることから並べ替えてみる。

そして”順序”を表すことと状態を表す”条件”に仕分けてみることが最初の手順です。

原因はこの順序にあり条件に潜んでいます。


ここで重要なことは

何を問題とするかで改善の対象が変わることを認識しなければなりません。

コップを落とすことなのか、割れてしまうことなのかです。


もし前者であれば直接的な原因は④。後者であれば⑦といえます。

そしてそれぞれのコトを悪化させる作用をする条件が何かです。


なんとなくお分かりいただけたでしょうか?


悩んでいるよりまず頭を空っぽにする作業をしましょう。

悩みの内容の可視化が大切です。

見えないものは解決できません。


でも見えたけどどう解決していくの?

つまりどうすればコップを落とさなかったか、またはコップは割れなかったか..ですね。


それは方策立案というフェーズになりますので次回のテーマにします。

ヒントは”条件”です。


今回の内容はこれで終わりではなく

繰り返し事例を変えながら今後もしつこく解説して行きますので

今回の解説だけではわかり難かった人も御安心ください。


ではでは







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