今日は懐かしい話を思い出して
それを書いてみる
その昔
某大手釣具屋の店長代行さんに
会う度に言われてた事が
爺さん達でも出来る釣りを広めてくれと
散々言われてた事が思いだす
そしてメーカーさんにゴリ押ししてくれて
某メーカーさんのモニターを何件か
やらせて頂いて
ロッドメーカーさんのモニターもやらせて頂いて
冬になると釣具屋は暇になるんだわ
だから冬の釣り物と
爺さんが出来る釣りを頑張ってくれと
そしてメーカーさんのフィールドスタッフまで
させて頂いてたころ
冬の釣りって言えばメバルしかないかもな
シーバスは少し難しくなるしなー
ちょうどワームもメーカーさんからテストしてと
それで本格的にメバリングを開始
当時はスピニングでやってましたが
フロートリグとかmリグなどはこっそりアンタレスARで
そんな時のバレンタインの前日
メーカーさんの宣材画像を撮りに
某ポイントへ行ったが
全然釣れなくて
仕方なく帰ろうと思いながら
車の中で暫く考えてたら
どうしても画像が欲しく
滅多に行かない某港に行ってみたら
小さなメバルは居てる筈
ポイント付いてタックル握ってると
何故か声が聴こえる
誰か助けて〜って
何だろう
って言うか
またかよって思いながら知らんぷりして
釣りしようかと思ったけど
どうしても声が聴こえる
〇〇ちゃんごめんな〜とか
誰か助けて〜と繰り返している
まじでしんどいわー
いつもなら神降臨も、こんなに長く無い
仕方なくライトを海面に向けて
探してみても見えない
やっぱ神だわな〜って思い
もう帰ろうと思い車にロッド仕舞い
片付けしてても声が聴こえる
これはもしかしてと
辺を見渡すと軽自動車が不自然に
窓ガラスが少し空いてた
もう一度対岸からゆっくり探して
足元見てると
真っ白な腕が見えた
まじかーってなったが
もう一度覗き込んでみたら
女性がこっち見とるし
それも真っ白な肌が鳥肌で
見なければ良かったとか思いながら
思わず
お前何しとんなって聞いてみたら
自殺しようと飛び込んだが
苦しくて浮いて来たって言う
そりゃしずめんだろーよそのぽっちゃりではな
助けてと聞こえたが?助かりたいのか?
助けて下さいと言う
じゃ、何故飛び込むのか?
取り敢えず女性に許可を得て
110番に電話して
女性を引きずり上げるのは無理と判断
警察に電話しながら
漁師さんの小舟を移動させて頂き
船から女性の所に行って
手を握って説教開始
そのまま警察に女性の様子を報告しながら
腕にリスカの無数の数もあると
警察に報告して
何故こうなって飛び込んだって聞くと
離婚されて、親権も奪われた
もう死ぬしか無いと言う
はぁーーーっ!
それなら俺は3回死んでるは!
そんな事位で死ぬとか無いわーーっって言いながら
その間意識を何度も失い掛けて
それを阻止するトークをしながら
手をゆすり
やっとサイレンが聞こえて来た
パトカー4台覆面1台
救急車にレスキューと
港は大騒ぎになって
警官と交代して貰い
4人がかりで海から引きずり上げる
それからが長かった
警察官は状況が分からず
俺と女性の関係は?から始まる
そしてAM 2:00頃開放されて
翌日警察に出頭してくれとか言う電話
なんで俺が行かなきゃならん?
感謝状出すから来てくれって
この時点で皆さんならどうしますか?
感謝状頂きますか?
感謝状貰うと人命救助の事件が有ったと
既成事実が成立して
新聞とかローカルテレビ番組で報道される
女性はどう考えても鬱なんですよ
これでいいですか?
スッキリしないと思うんですわ
だから俺は拒否して関わらないでと警察に言い
電話も迷惑だと言って断った
また次の日電話があった
女性の両親が御礼がしたいから
連絡先教えて欲しいと言ってるんですよと
あのね、俺は関わらないとお伝えしてあります
ご両親には、俺に御礼なんて良いから
娘さんとしっかり話をして
理解してあげてくれと伝えて下さいと言って
もう電話して来ないでくださいと伝えると
何故そんなに警察を嫌がるのですか?って言う
だからハッキリ伝えました
警察が嫌いだから
目が合うだけで職質されて
車で走行中に、いきなりパトカーに追い越され
俺の前で急ブレーキ
サイレン無しに強制停車とか
しかも拉致監禁車両と同一色だからとか
嫌な思いをしてますねんと
そこまで伝えると
笑いながら了解致しましたって終わった
こんな思い出があるんですね
メバルには色々な思いがある
しかしこの年齢でも
メバリングをいまだにやれる
bfsと言う楽しみが増えたから
一晩で100匹釣らんとって
当時の周りに言われて
流石に勉強させて頂きました
普通に釣っても楽しく無くて
めんどくさいbfsでと
これが爺さんでも出来る冬の釣り
最近思う事だわな
でもね、爺には寒さは大敵って
脳梗塞経験者はハッキリ断言出来る
また行くけどなぁ