ウミガメと人と地球 -4ページ目

春むろと 7

おはようございます!3度目の永井です。
この研修も今日を入れて残り三日となりました。時が経つのは本当に早いですね…!

昨日の業務内容をお伝えします。

朝は館内の掃除やお土産グッズの補充を行いました。
グッズの中でも人気なのは「さばくじ&ぶりくじ」です。1回1000円ではずれなし、赤いくじを引けばぶり、緑のくじを引けばさばのぬいぐるみが当たります。4等から特等(1等)までありますが、4等でもそこそこ大きくてかわいいんです🐟

ここに来て二日目あたりで私もさばくじを引いて毎日一緒に寝ています。

開館してからは、玄関の受付でお客様のチケットにハンコを押す&電話番&魚名板(展示している魚たちの説明が書かれた紙)の英訳をしました。
このお仕事を頂いて2日目、漸く電話がかかってきた時に変に緊張することもなくなりました。
英訳はずっと任せて頂いていますが、今日で館内に現在展示されているものの英訳が全て終わりました!数えてみたら45種類ぶんでした…
達成感もひとしおですが、明日からはバックヤードにあるものの英訳が待っています🙂 引き続き頑張ります。
業務終了後は野生のアカウミガメにタグ付けをさせて頂きました!
かめけんらしいお仕事をしたのは久しぶりでワクワクしましたが、タグをつける時に力がうまく入らずだいぶ痛い思いをさせてしまって…
ひたすらウミガメさんに謝りました…

こちらはもう1人の研修生の方がつけたタグです。私も次はこのくらい上手くやってあげたいと思います。

自分の未熟さを切に感じる研修ですが、毎日学ぶことばかりで貴重な経験だと感じます。残りわずかですが、少しでも成長して東京(埼玉)に帰りたいです!

最後までお読み頂きありがとうございました🐢💚

春むろと その6

こんばんは。かめ研2年の杉原です。
かれこれ室戸に来てから1週間経ちました。早いですね。
話に聞くところによると東京五輪が延期になったとか。ますます大学でのイベントなどが減って暇な時間ができそうですね。
さて、こちら室戸ではそれとは対照的です。朝から夕方まで慌ただしい時間を過ごしました。では、時間を追ってお伝えしていきます。

まず、朝は朝もちという業務にあたりました。朝もちというのは、水族館近くの漁港を周り、漁師の方から魚などを一部譲り受ける作業のことです。この日はなんと数日前に引き続きシビレエイを譲り受けました。現在、プール水槽には2匹のシビレエイが同居している形になりますね。

朝もちから帰ってきたあとは近くの椎名川まで採捕に行きました。最初の方はまったく捕まえることができませんでしたが、網で川底の岩陰をガサガサやる動作(通称:ガサガサ)をやり続けているうちに捕ることができて嬉しかったですね。ちなみに、同行した研修生の中に採捕がとても上手な方がいて、その人はテナガエビやアユを採っていましたね。採った生き物は理科室の水槽で飼育されます。
捕獲された躍動感のあるアユ


その後は昼ごはんの準備を手伝いました。この日のオカズは漁師の方が作ってくださった目刺です。炭火焼にして食べました。塩味が効いていて大変美味しゅうございました。さすが、海洋深層水を売りにしている土地だけあって海水魚の味も格別ですね。地元のかまぼこ屋さんから頂いたハネ(売り物にならない部分)のかまぼこも一緒にいただきました。


食後の作業は午前中と同様に川へ採捕に行きました。とは言っても、午前に行った椎名川とは別の川です。午前中に培ったガサガサの技術を総動員した結果、ヌマエビが大量に採れました。ガサガサするたびに入りましたね。すごくヌマエビの多い川でした。

その後は外部の方から水族館への寄贈品として剥製をいただきに参りました。その後は業務終了まで剥製となった動物の種を同定していましたね。譲り受けた剥製の写真はむろと廃校水族館の公式Twitterに載っているので興味のある方はぜひぜひご覧ください。いっそのこと剥製を見に室戸まで来るというのもいいと思います。

このように、慌ただしい1日ではありましたが、貴重なフィールドワークの体験をたくさんできて楽しい1日となりました。では、またブログにてお会いしましょう。

春むろと その5

おはようございます!
ついに室戸に来て1週間が経ちました、大橋です!
時間が過ぎるのが早すぎてびっくりしています。

昨日の業務報告をしたいと思います!

昨日は8時出勤で水槽掃除からスタートでした☺️



ウミガメのいる円柱水槽もしっかり磨きました!
私たちが普段着ている研修生Tシャツの青色に反応して、餌が貰えるかも!とちょこちょこよってきてる子もいて可愛かったです♡

さらになんと、スタッフさんにたまたま声を掛けていただいて、ウミガメのタグ付けを経験させてもらいました。とても有難い…!
ものすごく勉強になりました。

その後は給餌をしました!
給餌棒というものの先端に餌をつけてあげるタイプの子達と、まいてあげるタイプの子達がいます。
わたしは給餌棒の扱いが下手で、しょっちゅう餌が外れて落っことしてしまうのですが…。
なんと、研修に来てからまだ1度も餌を食べてくれていなかったクロアナゴが、私が落っことしてしまったイカを食べてくれたんです!✨
ただ、また餌を落としちゃった!と私が騒いだ直後だったので、職員さんに大笑いされてしまいました…😳



さらに、お昼休憩を少し削って、人生初のサメの解剖をしました!
研修仲間に解剖大好きな子がいて、色々教えて貰いながらやりました。すっごく楽しかったです!

午後はずっとプール水槽の掃除をしました。
新しくシュモクザメとシビレエイが入っていて、また間近で見ながら掃除できたのもいい経験でした😌

そろそろ研修も折り返しに入りました!
残りも元気に頑張ります🙌
本を読んでいたら、なんだか貝にはまりそうです。
それでは、また!


春むろと その4

こんにちは。2周目となりました、三日ぶりの永井です。
昨日のブログ担当だったのにいつの間にか今日になっていました。なので昨日の仕事内容を書きます。

開館前は館内を掃き掃除しました。一昨日は風がとても強かったので、ホコリや葉っぱが舞ってしまっていて大変でしたが、開館に間に合って良かったです。

その後は、寄贈して頂いた本にむろと廃校水族館のシールを貼る作業をしました。私は本に詳しい方ではないのですが、「映画の友」という昔の雑誌や、高知の情報がたくさん乗った本など色々なレア本に出会えて楽しかったです。
中でも一番珍しそうだったのは幸田露伴の小説全集です。

古いものなのに綺麗に保存されていました。

開館した後は受付の補助や、トイレの見回りなどをして過ごしました。 連休最終日もお客様が耐えることはほとんどなく、賑わっていました。

閉館してからは職員の方に連れて行って頂いて、食料の買い出しに行きました。
この6日間で料理とお菓子の大切さに気付かされ、食事がちょっと好きになりました。それはいいのですが、1日4食食べないと全部食べきれないくらいの量の食事を買ってしまい… はしゃぎすぎました。

あまり水族館らしい写真を撮れなかったので、円柱水槽のエイちゃんの写真でお別れしたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました🙇‍♀️

春むろと その3

こんばんは。かめ研2年の杉原です。
ブログを書かせていただくのは学かめ以来となります。なお、投稿日は21日ですが、内容は20日のものであることをご了承ください。

僕が室戸に来たのは18日なので、20日は研修3日目となります。この日はコロナウイルスの影響で臨時休校していたむろと廃校水族館が開校する日でした。というわけで、校内全体が慌ただしく、忙しい日となりました。

まず、朝は開館前に水槽掃除とモップ掛けを行います。水槽掃除では、水槽の壁面と底に付いた汚れをガーゼブラシで取り除きした。このような清掃を開校までに終わらせる必要があるので、スピード勝負でした。

開校後の午前中の作業は主に調餌でした。具体的には、餌としてあげる物を魚が食べやすいように加工するという作業です。大学の講義で習った皮引きなどをする機会が出てきたので、良い復習となりましたね。

午後はプールでのお客様の誘導を行いました。プールと言ってもただのプールではありません。小学校のプールを水槽として再利用した、とても大きなプール型水槽なのです。その中をサバやアジの大群が泳ぎ回るのですから、非常に見応えがあります。その周りを巡回し、お客様が順路通り進めるよう誘導するのが、午後の仕事となりました。

閉館後は屋外に設営された受付にアイスクリーム売り場を設置するという作業を行いました。アイスクリーム冷蔵庫はその構造上、慎重にゆっくりと運ばなくてはなりません。なので、ほかの研修生の方とともに、カメの歩みが如く、少しずつ少しずつ運びました。ときどき冷蔵庫が動いているのかわからなくなるくらい低速でしたね。

このように、今回の研修では水族館の多種多様にわたる業務に参加させていただいております。なかなか骨の折れる研修ではありますが、3月末の終了まで、頑張っていきたいと思います。