前回までで「デートで質問が浮かばなくて困る」という方に向けて、

仕事

休日

食べ物

旅行

家族・昔

という大まかな項目に分けてまとめ、

何を聞いたらいいかを具体的に説明しました。

 

仕事休日の過ごし方など日常生活について聞き、

相手の好きなものについて深掘りし、

食べ物や旅行の話で盛り上がり、

家族の話でほっこりする。

 

この質問の引き出しを連想して繋げていけば、もう二度と質問が浮かばなくて困ることはないでしょう。

 

 

ただ注意していただきたいのは、質問を次々すればいいわけではありません。

共感のない質問をするだけでは、面接のような空気になってしまいます。

ここにプラスしてほしいのが「共感」です。

 

共感とは、基本的には「いいね!」で返すという事。

「楽しみだね」「面白いよね」「おいしいよね」等、

相手の感情をくみ取って肯定する事です。

逆にマイナス感情を見せてくれたら、

「大丈夫?」「大変だったね」と、相手の気持ちをおもんばかります。

「共に感じる」と書いて共感というくらいですから、

相手の感情に常に目を向けなくてはいけません。

そして、これが苦手な男性はとても多いです。

 

 

以前、私がお見合いをセッティングした時の話です。

結果としては女性からお断りとなってしまったのですが、

理由の一つとして、彼とのこんな会話に違和感を感じてしまったとの事でした。

 

お母さん「私、映画を見る時は絶対にチュロスを食べるんですよ!」

お父さん「そうなんですね。僕は映画館では飲食はしないですね」

 

男性にお断り理由を伝えると、

「嫌な気持ちにさせるつもりで言ってないけどな?」

と首をかしげていました。

この彼は会話中に笑顔も自然に出る真面目な優しい男性ですし、

女性も彼が意地悪で言ったとは思っていませんでした。

ただ、本能的に共感してほしいと思っている女性としては、

自分の気持ちに触れてくれないと「つまらない気持ち」になってしまいます。

この時に彼が、

お父さん「チュロス、美味しいですよね!そういう楽しみがあると、一層映画が楽しみになりますよね!」

と返していたら、次のデートには繋がったんじゃないかな思います。

 

「質問」からの「共感」があれば、女性は「この人は優しい」と感じ取ってくれます。

共感力のある男性は婚活もうまくいき、ゆくゆくは恋人とも妻とも良好な関係を築いていくことが出来ます。

つまり「共感力」こそ、「女性を満足させる力」なのです。

 

千里の道も一歩から。

まずは「いいね!」の精神で相手の話をたくさん聞くことから、始めて見てくださいね。