唐突なアルガス騎士団。団長が一人でムンゾに行く前日談。
続きを読む「正直に言います。あなたは明日、ムンゾに行かれない方がいい。」
いきなりにニューに驚きの言葉を聞かされた。
「なぜだ。」
「危険だからです。アルガスの要である貴方が一人で敵国に向かうなんてそんなm「昨日まではそんな事、一言も言わなかったのに。」え?」
ニューの言葉を遮ってやる。いつもの彼はそんなことは言わない。なんだかんだ言ってアルガス騎士団の三人との付き合いは長いのだ。お互いにそれぞれの力量は理解しあっているはずだ。ただ仲が悪いのだけが欠点で。
「今、決まったことではないのにギリギリになって意見を言う。お前にはなかったパターンだな。」
こういうときはいつも隠し事をしている。彼は頭の良いのに人を欺くような事はしない。それ故に下手なのだ。隠し事が。最後にはいつもゼータか私にばれる。
「また隠し事か。それとも他になにかあるのか?」
彼の拳が硬く震えるほど握りしめられている。ああ、この子はなにか未来を予知したのだなと。
「貴方が、見えました。ムンゾに捕えられる貴方が。・・・私はどうすることもできない。」
「・・・。」
これには驚いた。彼は今までどんな酷い未来を見ようと変えようとはしなかった。自分には変えられないと最初からあきらめて何もしないような子だったのに。これは何かあるのだろう。今まで以上に惨い拷問なのかもしれない。
「まぁ、大丈夫だニュー。私に任せてほしい。」
「!?しかし!」
「私も少しくらいは自分の未来がわかるぞ。虫の知らせと言うやつだ。確かに私は捕えられるだろうな。お前の今までの絶対的な的中率からそれは否定しない。だが、そこに私の死ぬ姿は映っていたか?」
「!・・・いえ。」
「なら大丈夫だ。私は帰ってくる。死にはしないさ。」
私のこの運命を見て少しでも諦めがちなこの子が変わってくれるならそれも結構。
私はなんだって耐えられる。だから、そんな風に泣きそうな顔をしないで欲しい。
なんか出来たwww自分の中では団長はアルガス騎士団のお父さん的存在。
で、なんかアルガス騎士団は皆、困った欠点持ち。
ダブルゼータは突っ走って後先考えない。ゼータは考えすぎてなかなか決断できない。ニューは諦める事はさっさと諦める。あんまり深追いしない。そんな困った三兄弟を支えるお父さんが団長で。
だから団長は結構疲れてる。そのうちバタッと行く。そんな感じ。グダグダでしたがありがとうございました!