2018年後半、 Microgreensという言葉が広がりそうですね。
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2014年1月に米国農務省がマイクログリーンは栄養価の高い野菜であるとプレスリリース。
Facebookで“microgreens”と検索するとたくさんのページがヒットします。
⇒ ググったら
🔴マイクログリーンとは?
マイクログリーンの前に、スプラウトとは?
✅よく言われる図式で、
もやし➡︎スプラウト➡︎マイクログリーン➡︎ベビーリーフとあります。
わたくしも3年くらい前までは同様に考えていました。
しかし、日本語の「もやし」と元々英語である「sprout」、「microgreen」、「babyleaf」を同じ俎上に載せ、生育ステージによる分類方法では説明不足となることに気づきました。
そこで、英語サイトを読み込み、また、わたくし自身仕事において、多くの日本の"スプラウト"生産者とお取引させていただいていますので、その産業構造も熟知していることもあり、英語sproutと日本語スプラウトに言葉として差異があることを発見いたしました。以下、簡単にご説明いたします。
結論から言いますと、
英語「sprout」が日本語「スプラウト」となる際に、意味の変容が生じています。
いうならば日本語「スプラウト」は和製英語ということです。
まだまだ続きますが、ここでひと休憩。
Googleで『microgreens』と検索すると。
では、続きです。
その差異の発生原因を説明していていきますと、
最初のポイントとして押さえていただきたいことは、
「sprout」とはとは種子の発芽した状態、または部分的に発芽した種子のこと」を指しています。
いわゆる「もやし」のことです。
もやしと言う野菜があるのではなく、大豆や緑豆などの豆類を原料にし、水のみで栽培される野菜のことを指すます。
なので、ブロッコリーなどの野菜からも作ることができます。
さて、まだまだ続きますが、もう一回ブレイク。
Googleで『microgreens』で画像検索すると。
⇒ 画像検索
さぁ、本題に戻り。
次のポイントは、
英語sproutが日本語に入った際に「スプラウト」は、その「sprout」の原義に、「かいわれ大根のような野菜」という意味も加わり、意味の拡張が発生しました。
その原因として考えられるのが、
アメリカにおいてもやし形状であった「Broccoli Sprouts」を
日本で最初に商品化し、販売された生産者が、本来のもやし形状のBroccoli Sproutsではなく、かいわれ大根のような形状にし、商品名には「ブロッコリースプラウト」という言葉を使って販売したことに起因していることです。
まだまだ続きます。なので早めに一回ひと休み。
Googleで『microgreens』で動画検索すると。
⇒ 画像検索
本題に戻り。
そして、最大のポイントとして、
近年、テレビや雑誌によって、ブロッコリースプラウトの認知度が飛躍的に高まることになったことです。その際、写真や映像の印象と説明方法により、結果としてその商品形状から英語の原義が脱落してしまうことになり、日本語化した際に加わった「かいわれ大根のような野菜」という意味だけがのこりました。
以上が、英語「sprout」から日本語「スプラウト」への意味の変容が発生する原因です。
ポイントが外れてしまいますが、
日本のスプラウト(かいわれ大根)産業の特殊な原因も関係しています。
そして、補足としまして、
最初の図式に戻りますが、栽培日数の違いを用いて説明されていることもありますが、「もやし」も(日本語での)「スプラウト」の代表であるかいわれ大根やブロッコリースプラウトも栽培日数は6日前後と同じです。豆苗などは栽培に2週間程度必要なります。
また、一部のウェブサイトでは、かいわれ大根やブロッコリースプラウトや豆苗などの栽培現場を全く知らない方が書かれているなかで、その栽培期間中にはしっかりと太陽光に当てていないとあります。
しかし、栽培現場では、発芽させるために暗室に入れる最初の数日を除き、生育過程において栽培ハウス内で、しっかりと太陽の光にさらされながら生育させています。
なぜ最初の数日間光を当てないかといいますと、種子には、発芽する際に好光性と嫌光性の2種類あり、大根などは嫌光性になっており、播種後しっかりと発芽するまでは暗い場所に置く必要があるからです。
長々してすいません。ふたたびブレイク。
Google Trendsで『microgreens』と打ち込んでみると。
☛ トレンド
この4年で右肩上がりでトレンドワードになっています。
本題に戻って。
最後に論点がずれることになりますが
もうひとつマイクログリーンが曖昧な言葉になっている原因があります。
それは米国農務省のプレスリリースにおいて、マイクログリーンについての栄養価の研究結果とその写真掲載だけになっており、マイクログリーンそのものがどういう形態なのかという明確な定義がなされなかったことも関係しています。
✅マイクログリーンについてのご説明と解説ならびに図解はこちらをお読み下さい。
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長々とした文章をお読みいただき、ありがとうございます。(=^0^=)
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