２０１２年５月３日～７日
大学生の娘と二人旅。今秋、蘇州大学に留学予定なので、今回は下見兼上海観光です。
５月２日
１５時３０分 授業終わりの娘を乗せ、いざ出発。高速を走～る。
早速小腹が減り、南条SAでたこ焼きとつくねを食べる。
本線にのったところでノロノロ渋滞…
北陸自動車道に限って渋滞なんてありえない！
やはり事故による渋滞でした
海外旅行に行く時に何が心配って・・・渋滞。
もしも！今夜ハワイに行くのに、こんな風に渋滞があったら…と 思うとゾッとする～
名神にのり多賀SAで、おこわ５種にぎりとさつまいもスティック、近江牛コロッケを買い、車で食べる。美味しい。
大阪にはいり進路を右に左にナビの指示が多く、アワワ～オヨヨ～下りなくていいとこで下りそうになったり・・・
やっとこ関空についたけどバスレーンにのってしまいホテル駐車場に入れず。
グルッと回ってる途中、関空橋へ行きそうになる・・・危ない
日航ホテルに着いたのは２１時すぎ…
雨も降ってたし～
渋滞もあったし～
湾岸線でアタフタしたし～
と 言い訳してみるが、にしてもかかりすぎた…
駐車場はほぼ満車。
１台だけ空いててラッキーと車庫入れし、スーツケースをおろす。
周りはでっかい車ばっかりだな～。
GWに旅行に行く人は金持ちなのね～（うちは違う！特典航空券！）
駐車料金は１５日間無料！
知らなかったよ～。
ラッキ～～
で、部屋もセミダブルからダブルの部屋にアップ？ ラッキ～～
エレベーターで熟年夫婦がコンビニ袋をさげてのってきた。
「コンビニあるんですか？」と聞くと
ご主人が丁寧に場所を教えてくれた。
６階でおり部屋に入ると…
ま～大きいベッド！
シングル二個分だね～！
キングだね～！
広いねー、きれいだねーと、疲れも忘れて喜ぶ。
早速コンビニに行き、冷やしそばとねぎとろ巻きとアイスを買う。
部屋で食べて、風呂に入り即寝る
５月３日
ゆっくり寝てればいいのに、６時半に目覚める。
お腹すいた・・・
娘は起きる気配もなく寝ている。
ちょっとゴロゴロして、お風呂に入ってから娘を起こす。
８時 ２階のイタリアン？の店でビュッフェの朝食！
品数も多く、どれも美味しい。
お腹いっぱい食べて、コーヒーを飲んでくつろいでいると…
娘はもっちゃもっちゃとゆっくり食べる人で、いつもどうりにのんびり食べている。
はやく～～と、あせらすのも悪いけど、早よ食わんかい！と圧力をかける
先に部屋に帰る、というと「待ってぇ～～」と言うし…
あと１ｃｍのところで（どういう意味でしょう？）やっと部屋に戻り、○○できた。
危なかった
１２時チェックアウトなので、ゆっくりテレビをみて、荷物をつめる。
前回の旅行時に購入したスーツケース測り！
これがとっても役に立つ一品で、今回ももってきた。
娘の荷物を私のスーツケースに合流させて重さをはかったら・・・２３ｋｇを超えてる！
２リットルの水とお茶が効いたか・・・しかしこれは必需品。
娘の分厚い本３冊がリストラ対象となった。
本人は宿題をするのにこれらの本を少しでも読みたいのだと言うが、旅行中に読めるはずがな～い！と１冊にしぼらせた。
２冊と不要なものたちを車に戻しに行く。
ETCカードを取り出すのを忘れていた
気がついてよかった・・・
部屋に戻って、足元をみたら、おにゅーのサンダルの飾りが片方なくなってる！
私にとっては高いサンダルで、その代金の２割は飾りだねって感じだったのに～
ま、そんな飾りなんてフリフリで私にゃ合わないし、いいんだ…と言いながらも
チェックアウトの時と帰国時にフロントで聞いてみたけど、出てこなかった
スーツケースを引きずり、渡り廊下から関空へはいる。
次回留学で一人で手続きをするんだから、今回は娘に主導権を渡し、やってもらいましょ～と
お偉いさんになってチェックインの列に並んでたら・・・
偶然にも京都在住の友人（年上で美人で上品そうなマダム）一家に会う 
なんでも夫と娘の三人で韓国に行くらしい。
とりあえず別れチェックインしてからマダムに電話する。
（マダム）「両替してるし～」
というので私も両替をしに行く。
（マダム）「そこにあった割引券やし、これで両替したらいいわ～。」と、あいかわらず金持ちなのにおもしろいことをしている。
たっかい服を買うけど、いずみやで１００円の靴下を買って喜んでいたり。
思いつきでハワイにビジネスクラスで行くけど～タクシーに乗らずにバス移動とか。
ブルガリアヨーグルトが１１８円の時は買いだと嬉しそうに話す…素敵な人～
いただいた券を使い、７０００円で５００元に換金。
スタバで５人でお茶する
私が京都へ出稼ぎ？に行っている時に知り合ってからだから～～約２５年のおつきあい。
あの頃５歳？だった娘さんは３０歳だと顔を赤くして笑っている。
ご主人も還暦なんだとか。
娘さんが５歳？で手術をして、術後担当看護師だったのが私なのよね～。
そんなきっかけだったけど何故だか縁があり、今でもちょいちょい顔を合わせ一緒に旅行に出かけるほど。仲良し～
前回のフランス旅行の時の写真がデジカメに残っていたので、それをみせながらしゃべくり倒す。
気付けば搭乗時間がせまってたー。
DFSで夫のタバコを購入して（２カートン ５１００円！）友人一家と別れる。
シャトルで３０番ゲートへ行くとあと２０分で搭乗開始。
中国は入国書類があって、一人一枚書かなくてはいけないらしい。
記入用紙があったので早速書く。
しかし失敗。
また新しい用紙をもらう。
宿泊先のメモをみた娘が花園酒家はおかしいと言う。
調べると花園飯店だった。
他のメモもどうも漢字がおかしいらしく、ここはひとつ娘に全部書き直してもらう。
１４時４５分発 JAL８９７便でいざ出発～！
GWのため機内はほぼ満席。
機内食は弁当だったけど、美味しい。
飛行時間は２時間半なので、短めの映画 長靴をはいたネコ を見る。
意外とおもしろい。
見終わってからゲームの上海をしたけどひとつもクリアーできず。
着陸１０分前 ブチッときられる。
一言アナウンスしてくんないかしらね・・・ 
無事着陸～
上海は、もあっと暑い。
そしてところどころ臭い。
何のにおいなんだろうか？
早速空港のトイレにはいってみる。
ピカピカできれい・・・
床もテカテカしてて隣の仕草が写ってる…
入国審査はスル～と終わり外へ出る。
コンビニで飲み物購入。
なんか言ってるけどわかんない
タクシー乗り場へ行く。
４～５組ぐらいが待っており、先頭では係の人が采配してくれている。
タクシーに乗り、花園飯店のメモを見せる。
うなずき発進
ばんばん飛ばし、３０～４０分でホテル着。１６６元～。
花園飯店はホテルオークラなので日本語OK。
問題なくチェックインして両替カウンターで１万円を両替する。
７４０元になった。
１元 １３．５円ほど。関空でかえたのが１４円だったので、現地はやはりお得なのね。
部屋は１４階。
裏通りに面した部屋で、遠くに南京西路らしき風景が見える。
部屋は広く、ベッドもセミダブル２台。
冷蔵庫には飲み物が入っているが、やりくりしたら結構入る。
でかいペットボトルも横にして～小さいペットボトル４本も入れておく。コーヒーとかお茶もある。
めずらしく金属製のスプーンもあり、これはチーズやらバターを食べる時に役立った。
テレビはNHKとBSが見られる。
お風呂は浅く長い洋式で、温泉の素とかへちまのスポンジ がおいてある。
素はいいけどへちまの方は固くて使えたものではなかった
荷ほどきをして外に出たらもう１９時。
レストランの場所を確認して近くのデパート（百盛、プランタン）をひやかす。
地下食品売り場でチンタオビール２本、オーストラリアのチーズとバターを購入。
帰り道に果物売りの一家がいて 、しゃがみ込んで値切ろうとするが敵は強く
びわ６個を２５元で買うはめになった
部屋に戻り荷物を置いて、近くの 避風塘 という中華のファミレス店へ行く。
人気店らしく、さっき通りがかった時は満席だった。
店に入ると従業員がくっちゃべっており見向きもしない。
しばらくで気づき席に案内されるが「そこ座れ」みたいな雰囲気。
食器を並べるのもガチャンガチャンうるさい。
メニューは日本語も書いてあり写真付き。
レシートに数を記入して店員に渡す。
何か言うがわからず。
メニュー名をグチャグチャっと消した。無いという意味だったのか～。
じゃ、もう１回メニューとにらめっこ。
結局、やきそば、揚げ春巻き、エビと黄にらのワンタン？ごまだんごの４品を頼む。
お茶入りポット
が各テーブルにおいてあるので、飲み物は注文せず。
が各テーブルにおいてあるので、飲み物は注文せず。 次々と投げつけられるように乱雑に皿がおいていかれる。
なんでこんな置き方なのかしら？
何だかなぁと思いながら一口食べると…
これが美味しい
くやしいけどうまい！
特に私の好物ごまだんごが絶品～！
中があんこじゃなくてごまだれ。
超うまし
お勘定の仕方がわかんないので、優しそうなおばちゃんに財布をみせてジェスチャーしたら、レシートをもって
会計レジへ連れていってくれた。
レジのおばちゃんはタバコをふかしながら、ホレッというやる気のない感じで おつりを置く。
これが中国なんだ～
二人で１００元弱。
安いなぁ～～。
満足してホテルに帰り、風呂にはいってチンタオビールで乾杯。
持参したクラッカーにバターやらチーズやらを のせて食べる。美味しいなぁ
５月４日
朝４時半に目覚める。早すぎるっ！
上海の街はもやっている。
スモッグか？
５時半 我慢できず動き出す。
ガイドブックをみながらのんびりお風呂～
あがってから日記をつけて、７時娘を起こす。
８時にホテル１階 ローズ で朝食ブッフェをいただく。
オムレツ焼きのおじさんはこれまた無愛想。
料理はおいしかったけど、娘はピータンを食べて難しい顔をしていた。
９時２０分 ガイドから少し遅れると連絡がある。
今日は９時半～１３時半まで現地ガイドを頼んである。
９時４０分 男性のガイドさん到着。
若くみえるが５５歳だそうだ。
地下鉄で人民広場に行き、まず博物館をみてまわる。
バスでヨエン？（漢字がわからない）へ移動する。
外周にあるお店をみたいといったのに、無料だからお茶の店にいきましょうと連れていかれる。
いやな予感・・・
かたことの日本語でまくしたてるような茶の歴史について聞いた後、別室で座らされ説明を受けながら
５～６種類のお茶を飲む。
その後は恒例の買い物・・・これがしつこい。
マンツーマンでしつこくつきまとう。
仕方ないのでジャスミン茶（３３０元 たかっ！）とクッキー２箱で勘弁してもらう。
不満そうだったなぁ～。
他の日本人観光客はカゴいっぱい買ってた。
これって、ぼったくりだと思うけど
国営を連呼してたけど ほんまかしら？
茶点というクッキーは帰ってから検索すると、中から金属がでてきた写真があって怪しいので 破棄。
お茶も丸い玉じゃなくわらをしばったようなもので怪しいので破棄。
お勉強代だわ～
テインダイフン？で昼食をとり、１３時半ホテルに戻り、ガイドと別れる。
テインダイフンもすすめられて行ったけど、高いばっかりでおいしくない（台湾の店はうまいのに）。
）。何で日本人観光客が選んだ１位なのか ？？わかんないなぁ～。
ホテルの２階にJCBがあり、レストラン予約のため、いってみる。
なかには２～３人のスタッフがいて、２件の予約をちゃちゃ～っととってくれる。
愛想もよく、いい感じの人達だった。
部屋で一休みして大通りにあるエッグタルトの店に行ってみる。
プランタンの地下と夾西南路（字が違うけど～）に店があった。
指さしで４個購入。１０元なり～。
部屋で早速食べる。うんまい！
これは、また買わんなん！
１６時 メイキ旅行のお姉さんがホテルに、明日の蘇州行き列車のチケットを持ってきてくれる。
ういういしい感じでかわいい。
明日は早いので、１７時すぎに近くにある 新旺茶餐庁 という中華のファミレスへ行ってみる。昨日行った店の並びにあって、新しくておしゃれな店。
あまりお腹がすいていないので エビワンタン麺と鴨肉のお粥とエビのピリ辛揚げ、キュウリのつけものを指さし
注文。
ピリ辛揚げはおいしいけど舌が異常にしびれる・・・よくよく味わったら山椒のせいだった。
他の料理はとってもおいしかった。
接客態度は昨日よかましだったけど、なんかアウェー感はぬぐえない。
レシートをもってレジへ。
１２０元～。
部屋でチンタオビールを片手にまたチーズ、バターにクラッカー。うまいね。
風呂に入り、２２時寝る
５月５日
５時半 起床そして風呂に入る
６時 娘を起こし、６時半に和食の 山里 で朝食をいただく。
きちんとしたお料理で、美味しい！
接客もきちんとしている。
７時２０分 ホテル出発。地下鉄で行こうと思っていたけど、ホテルの前にタクシーがいるなぁ～楽だよなぁ・・・
後ろ髪がひかれ、戻ってタクシーに乗る。３０分ぐらいで虹橋駅に到着。
駅の中はとても広い。
しばらくブラブラしてみるが２階に小さい店があるぐらいで、たいしてみるものがない。
１階のトイレにいってみるが新しい駅なのにトイレは貧相・・・和式風にしゃがむやつで、水流が弱いせいか
ブツが流れず残ってるわ、くさいわで断念
２階のトイレはまだましだったので用をたす。
後で気づいたけど、ペーパーがない！！
久しぶりにティッシュでふきふきしてゴミ箱へ。
手を洗っていると中国人が入ってきて、入り口にあったでっかいロールペーパーをガラガラブチッと手に持って中に入っていった。
ホースかと思ってたよ…
そうなんだ～～
気づかなかった～。
高速鉄道の座席は１等席だったので、特別な控え室があるのかと思って、はじっこにあるVIPと書かれたとこに いってみたけど…冷たく違うと言われる。
ま、どこでもいいけど～。
ゲート近くの席は人がいっぱいなので植え込みの縁に座って待つ。
１５分前にゲートがあき、ホームへ歩く。
ホームには何号車か表示があるのでそこで待つ。
しばらくで列車がきたけど停止場所がずれずれ。
９時９分出発～
１等席だというのに席は汚れシミだらけ。
一瞬座るのを躊躇したけど、濡れてはいないので座る。
９時３５分 蘇州到着。
出口からタクシー乗り場にむかう通路を乗客たちが歩いていると、前方に待ちかまえた呼び込みの群れ・・・
ざっと５～６０人はいる？
怒濤のごとく声が入り乱れ、あそこを通り抜けられるだろうかと心配になるほど
気合いをいれズンズンつき進む。
娘もついてきている。
意外とあっさり通り抜け、表示どおりに進んでタクシー乗り場に着く。
すでにディズニーランドのごとく列が連なっているけど、采配するおじさんが先頭にいてサクサク列は進む。
観前街 のメモをみせるとタクシーは無言で走る
蘇州は工事が多いせいか砂埃が車内につもっている。
空気も残念ながら悪そう・・・
しかしマスクをしている人はいないんだよな～～。
した方がいいと思うけど～。
観前街は歩行者天国で店がいろいろある。お寺もある。
端にはデパートもある。
暑いのでデパート内のレストランで昼食をとることにする。
しかし全フロアーをみてみたがレストランはない。
あきらめて調べておいた四川料理の店 川福楼 というところにいってみた。
３階まであがり、席に案内される。
愛想はないが普通の接客！上海と違いアウェーな感じもない。
炒飯、春雨いため、きゅうりの和え物を食べる。
どれもおいしい！
ただ、グラスのお茶を注文したんだけどこれはおいしくなかった。
筒状のコップに茶葉とお湯が入ってるんだけど・・・熱くてコップが持てない。
時間とともに茶葉が大きくなってジャングルになる。
そしてカビ臭い・・・
隣の夫婦はジュースをデカンタで飲んでいる。
そっちのがいいなぁ～。
出る前にトイレを済ませなくては。
娘を先に行かせ場所を確認させる。
娘に説明を受けてから向かうが…
キョロキョロ歩き～～店員さんがトイレを指さし、教えてくれる。
普通のことなのに親切と感じてしまう。
お値段は忘れたけど確か安かったと思う。１００元ぐらい。
近くのコンビニでマンゴーアイス（明治）を買う。
これが超美味しい！
日本にあったっけ？
今思えば、喜んでアイスを食べている時が蘇州でのピークだったなぁ・・・
デパート前でタクシーを拾おうとするが拾えず・・・まず空車がない！
あきらめて近くのホテルで乗ろうと考え、地図を見ながら歩く。
しかしホテルがない！
あきらめてバスに乗ってみようと考え、近くのバス停で運行図とにらめっこ。
蘇州大学に行くには６０番だね！
と思ったところに６０番のバスがきたー！乗っちゃえー！
運転手さんの前の箱に２元いれたけど・・・まだ？もう２元入れたら大丈夫だった。冷房車なので一人２元なのね。
バスが走り出した。前方の向かい合わせの席に座る。
向かいには男子学生二人。
なんか走る方向が反対のような・・・うん、なんか違うような・・・地図をみてみる。う～～ん・・・
向かいの兄ちゃんに エクスキューズミー キャンユースピークイングリッシュ？と声をかけてみる。
わかりますよ的な返事（彼は素晴らしい英語で私が理解できないだけ・・）。
蘇州大学に行きたいんだけど、今どこですか？とほぼ単語のられつできいてみる。間違ってる的な返事。
サンキューと言ってはみたが、娘と二人で どないしょー、降りるしかないやろー とあせってるのを見捨てられなかったのか次の停留場で一人の彼が降りた。続いて我らも降りる。
彼が地下鉄で行ったら・・的なことを言い、降りる駅をスマートフォンで見せてくれた。
相門 ね。わかったけど、乗る地下鉄の駅がわからん。
すると親切な彼は一緒に歩いて駅の入り口まで連れて行ってくれた。
歩きながら彼の母親は日本の会社で働いていて日本語をしゃべれるらしい。
自分はしゃべれないけど・・的なことを言っていたような。
駅の入り口で チケットを買うのは大丈夫？ときかれ、図々しくも お願い～～と手を合わせて、頼む。
地下鉄は新しいので僕も初めてなんだ 的なことを言い、彼も機械とにらめっこ。
自分の財布からお金を出そうとする。
いえいえ～お金はあるの～とお金を機械に入れ、無事チケットゲット。
何度もお礼を言い、頭をさげた。
彼は何度も両手を振り、バイバ～イと笑顔で去っていった・・・
なんていい人なんだ！なんて親切な人なんだ！爽やかでキラキラしていたぜ。石川遼のようだった。
ナイスガイ（死語？）だった。
娘とひたすら賞賛する。
自分たちも道がわからず困った人がいたら、親切にしなくてはいけないと思った。
地下鉄に乗り込み立っていたら、私の前に座ってたおばさんが後ろの席が空いたよ と教えてくれる。 いえいえ、いいんです。と、ほぼ日本語で言うけど 座りなよ とすすめる。あと２駅なんで大丈夫と 英語＆ゼスチャーで伝えるが、おばさんの隣のおじいちゃんまで座りなーとすすめてくれる。
蘇州の人たちは優しいのね～。観念して、お辞儀して座る
相門 で降りる。出口を出たら蘇州大学の北門だった。
留学生関係は東校区にあり、南門までいかなくてはならない。
橋を渡り、川沿いに南下してみる。
非衛生的な屋台が並んでおり、庶民的な風景。
バスも走っているが、もう過ちは繰り返せない。やっとここまで来たんだもん。
ずんずん南下していくと十全街との交差点にでた。けっこう歩いたような気がする。交差点を左折したら左手に南門があるはずなんだけど・・・ここか？という門には犬が門番をしてるしなぁ
違うよねー。もうちょっと行ってみよう～と歩くとエッグタルトが目に入った。 買っちゃう？買っちゃおうか？と、４個１０元で購入。店員さんは無愛想ではなく普通。
少し歩くと左手奥の方に南門らしき門を発見！行ってみたら正解でした。思ったよか小さい。
土曜日だけど門は開いており門番のじいちゃんがいる。中に入って、なんだったらパスポートを見せれば
そんなもんだろう とズイズイとおじゃましてみたけど門番のじいちゃんにはとめられなかった。
左手にある新しい建物が留学生寮かね～？広いね～。グラウンドでは何やらスポーツをしている。
チャリに乗ったおばちゃんもいたりして、もしかして誰でも入れるのかしら。なんかのどかな雰囲気。
後で知ったけどあれは最近建った中国人学生の寮でした。留学生は右手だったらしい。
そこは見てこなかったよ・・・
今回の旅行のメインイベントをこなし、正門前からいざ！蘇州駅へ！
でもでも、どうすりゃいいの～～バス停あるけど～乗れる？？タクシーは空車なしだし・・・
ここでまた、若いお兄ちゃんに エクスキューズミー と声をかける。
常套手段になりそうだ。
駅に行きたいんだけど、バスはそこでいいの？と聞くと少し困った感じ。
タクシーでもいいんだけど・・
というとタクシーならって感じで止めようとしてくれる。
走って追いかけ頑張ってくれた。
やっと１台とまってくれて、逆方向だけど彼が説得してくれて行き先も伝えてくれた。
本当に親切な若者だった。お礼を言ってタクシーに乗り込んだら バ～イ と爽やかに手を振り 笑顔で去っていった。
また、石川遼だ！
なんていい青年たちなんだろう！
ナイスガイ！
タクシーは埃をまきあげ、ぶっ飛ばす。クラクションもやかましい。
しかし、私は心が洗われたかのように爽やかな気分だった。
いい街だなぁ～蘇州。
蘇州駅こそ専用待合い室があるはずだが場所がわからず、地下のトイレ前の固いイスで待つ。
エッグタルトを食べてみる。おいしい。甘さひかえめ。娘も気に入り、きっと留学したらチョイチョイ買いに行くであろう。１６時３１分発の列車で上海に戻る
１号車２番の席を探すが見つからない。おかしいな～と戻ると、運転席のすぐ後ろの特別室みたいな やたらゴージャスな席だった。
車両内には５席ほどしかなくシートは革張り。
行きと同じく１等席で６０元なのに、えらい違い・・・浮かれて写真を撮ってみた。
途中で日本人のおっちゃん２人がきて、「おーすげー！」とか言って写真を撮りまくり、「うわー電動で動くぞ～！」と喜んでイスをさわってるし～。おもしろい人達だった。
１７時虹橋駅に着く。地下鉄１０号線に乗り、夾西南路？（ホテルの近く）に到着。出口からでたら方角が さっぱりわからず悩む。
今度は若いお姉ちゃんをつかまえ、道を聞く。どう言っていいかわからないようで困った様子。
なんちゃら公園はどっち？ときいたら指さして教えてくれた。上海では初めてといっていいほど感じのいい人だった。
この後１８時からJCBで予約してもらったレストラン 瑞福園 で夕食。無事についたけど店の前は人が あふれてる。よっぽどの人気店なのね～。
中に入り、予約したメモを見せる。
どうも席が空いてないらしく 少し待たされる。店内は大賑わい。
ぱっとみ日本人はいなさそう
待ちきれないおっさんが空いた席に勝手に座り、店員さんを困らせている。押せ押せ中国だな～。
やっと席に案内される。
表通りに面した一番奥の端っこの席。落ち着くわ～。
写真付きメニューなので、またまた指さし注文。肉の唐揚げ、蟹のあんが乗った麺？アスパラいため、 スイカジュース。どれもおいしいけど・・・行列をつくほどかな～？？スイカジュースは何故かやたらにうまい！
旬なのかしら。
接客は愛想ないけど普通。
悪い感じはしないから、ここ上海ではいい方なんだろうな。
カードは使えず、現金で２２０元払う。
歩いて１０分ほどでホテルに到着。
チーズ、クラッカー、ビワを食べながら娘と今日一日を振り返る。
ええ若者たちだったな～～と。
しかし空気は埃っぽくてあかん。
ためになる一日だった。
２４時 就寝。 即寝た
５月６日
ついに実質最終日。
７時半 起床。
風呂に入り、８時半 娘を起こす。
ビュッフェの朝食を食べ、ゆっくり準備をして１０時 出発。
地下鉄１０号線で虹橋路までいき、３号線に乗り換えて中山公園まで行く。
龍之夢SCはどこじゃいと出口を出たら、目の前にど～んとあった。
店の入り口に日本の洗浄便器がたくさん展示されている。
こんな便器、ホテルにしかないな～。
店内は広くてきれいだけど、買うものはなし。
ちょっと雑貨をみていると店員が寄ってきて面倒くさい。
地下にフランス系のカルフールが入っているので、ここでお買い物。
やっぱスーパーはおもしろい。
こんなの日本にないよね～とかいいつつ、お菓子を購入。
疲れたので、前にとまってるタクシーに乗りホテルに戻る。
荷物は娘にまかせ、疲れたはずなのに～そのまま一人、通り沿いの店たちをウォッチング。
姉の好きなスケッチャーズがある。
寄ってこられたら面倒なので、み～て～る～だ～け～～
お気に入りエッグタルトを奮発して？８個購入。
ホテル外周をぐるっと回って部屋に戻る。
今日の夕食は外灘にある 上海姥姥 という店。
１９時すぎから上海雑伎を鑑賞するので１７時に予約してある。
そんなわけで残念ながら？昼はエッグタルトとかきやまで済ませる。
早いけど外灘のビル群をみて、しゃれたお茶を売ってる店を攻めるため、１５時タクシーで出発
ビル群はさすがに圧巻で、よくガイドブックにものっている風景。
これぞ上海って感じ～
写真を撮り、ぶらぶら歩く。風が気持ちいい。
レストランの近くにフランス人マダムのお茶ショップがあるらしいので覗きにいく。
途中、娘が中国人の若者に声をかけられ写真を撮ってあげる。
人なつっこい若者達４人（男２人女２人）で
日本人ですか？
はじめて会いました。
うれしい！
一緒に写真を撮っていいですか？
と言うので一緒に写真を撮る。
上海にもこんなフレンドリーな人もいるのね～。
４人に囲まれ、しばし話をする。
なにやら卒業旅行でチンタオからきたらしい。
一人は森ビルでバイトをしていたことがあって日本語を話す。
これからどこ行くんですか？と聞かれ、お茶を買いに行くと言うと・・・
お茶好きですかー？
おいしいですよね。
お茶は何が好きですかー？
とえらく食いついてくる。
怪しい・・・うん、怪しい！
時計を見て 「あっ！５時だ！いかなきゃ！じゃ～どうも～」と、逃げる
１０mのところでまた中国人の若者３人が写真を撮ってくれと声をかけてくる。無視する
ここは詐欺師の魔窟か？？
もっと話をしたいとかなんとか言って、ぼったくり喫茶に連れて行くというやつなんだろうな～。
あのくったくのない笑顔にだまされるところだった・・・
若いのにこんなことをするとは…残念。
帰国後インターネットで検索したら、やはり南京東路や外灘、人民広場は詐欺のメッカ（死語？）らしい。
危なし。恐るべし上海。
お茶を買うのをあきらめ、南京東路の新しいデパートに行ってみる。
デパートから怒った感じの男性が出てきて、その後を女性が「待ってよ～～待って～」といった感じで泣きながら 追いかけている。
みんな 「何だ？何だ？」みたいに、わらわら～～と人がたかる。お巡りさんも３～４人現れる。
人はますます増える。なんかもめてるけど・・・痴情のもつれ？？
成り行きは気になるけど言葉もわかんないし、暑いし、デパートに入っちゃう。
中はきれいだけど・・・買うものがない。（何買いたいだ！わたし！）
まだやってるかな～と期待して外に出るが、もういなかった。
しかし、何か騒ぎをおこすとここでは大変なことになりそう。
とくに日本人が中国人相手に怒ろうもんなら、あっという間に取り囲まれてブーイングの嵐？で済めばいいけど・・・と、そこまで考えてしまう。
気持ちを引き締める
１６時４５分 早いけど 上海姥姥 へいく。
店に入れてもらえた～。
接客は勿論愛想はないが普通。
紅焼肉が名物らしいが脂身多し。
ブロッコリーの茎いため、エビいため、ジュース、ごまだんごを注文。
味はまあまあだけど、投げつけられながら食べた 避風塘 の方がおいしかったなぁ～。
近くのコンビニでお気に入りのマンゴーアイスを買って、食べ食べ雑伎の会場まで歩く。
タクシーに乗りたいけど 乗るほどではない微妙な距離。
１８時すぎに着く。チケットの交換は１８時４０分と書いてある。
また時間をもてあまし、近くをブラブラする。
大世界駅の近くの会場で周りには食べ物屋さんが多いけど 、路上で肉をさばいてたり、臭豆腐の強烈なニオイがしたりで・・・このあたりはちょっと避けたい感じ。
１８時半 窓口があいてるので、eチケットを渡してみる。ちゃんとチケットをくれた。
わ～い、やっと会場に入れる～。
中は昔の映画館みたいな雰囲気。
１９時１５分～２０時４５分 雑伎鑑賞
体がすっごい柔らかい人やら、体操選手でもできないようなスゴ技に感心する。シルクドソレイユうんぬんという割に見栄えはそうでもないかな。
キグレサーカスのような印象が強い。
タクシー乗り場がわからず、人民広場駅から地下鉄に乗りホテルに帰る。
上海は夜でも人通りが多く、東京みたい。路地裏はわからないけど治安はいいように思える。
のどがカラカラで冷やしておいたお茶をギュギュっと飲み干す。うんまい。
そしてエッグタルトを食べる。美味しい！
２３時就寝
５月７日
６時半 起床そして風呂
７時 娘を起こす。
７時半 またビュッフェの朝食。
８時半 荷造りをするが、フランスの時と違いチョチョイのチョイで詰める。
９時半 チェックアウトをして、タクシー代のため両替をする。
９時４５分 タクシーに乗り込み浦東空港へ向かう。
ビュンビュンかっとばすが４０～５０分はかかる。
途中でネコの鳴き声が車内からして驚く
まさか懐にネコをかくしもってんのか？と思ったら運転手さんの携帯の着信音だった。ちょっと笑える。
料金は１６２元なり。最後なので気も大きく２００元でおつりはいらないよ～。
すると運転手さん、めちゃご機嫌になり 「謝謝！ 再来」って〜
旅行にきて運転手さんがしゃべるのを初めて聞いた。
チェックインをして手荷物検査。
何でかひっかかり、お立ち台にのってラケットみたいなので検査される。
入国審査はあっさりしている。チケットにもベッチョリはんこを押すもんだから、ヒョイと持った瞬間、あたしの大事な一張羅にインクがついてしまう！！しかも赤！
すぐにトイレに行き、水でゆすいだらすぐ取れた。よかった～
お土産を物色する。
ここでも店に入るとすぐかまわれる。「５個買う。一つおまけ。得よ～！」「どれいる？」「これ、おいしいよ」 「これ、得よ～。」 やかましい。
いらないと言うと、あっそうとすぐしらけるし～。
変わり身が早い…早すぎる。
結局、あんこだけの月餅を３箱、栗入りパンダチョコ２箱、パンダストラップを購入する。
後でわかったが あんこだけと言ってたのに、半分パイナップル味が入っていた・・・
ま、それはそれでおいしかったそうだけど。 適当だなぁ～～。
自販機でジュース、甘栗を買い、イスに座って待つ。
日本からもってきた トッポ カスタード味も食べる。
これが美味しかった！気に入った
飛行機は、滑走路に６～７機待っているため？３０分遅れで飛びたった
帰りは２時間１５分の飛行時間なので、のんびりしている暇はない。
映画は見ずに、ゲームのスウドクと上海 をしていた。
機内食はお弁当。
これもおいしかった。
デザートはハーゲンだし
無事到着し、外の空気を吸う。
空気がおいしい～、気持ちいい～。
ホテル日航にある車に乗って、帰宅の途につく。
帰りは湾岸道路は面倒なので、松原経由にしよう。
しかしナビにそのルートはでてこない。なんで…
仕方がないので行き先を松原SAに設定して出発する。
途中何故か高速を降りるようしつこくナビがいう。いいなりに降りたら下道は渋滞・・・
なんで～～！
どうも設定したのが松原インターの入り口だったみたい・・
何とか松原から高速に乗り、快調に走る。
多賀SAに２０時２０分 到着。
目当てのかまぼこは閉店したところ。 残念。
レストランで夕食を食べる。
ここのひつまぶし定食がおいしいんだけど、今日はしょぼく和牛で注文。
１２８０円（近江牛だと１９８０円）。店員の女の子がとても感じがよい！
あ～こうだよね～～。
ほっとするよ。
ありがたみを感じながら、モリモリ食べる
ガソリンを入れ、また走る。
新名神？が開通し、名神の車の量が減ったなぁ。
道が暗く感じる。
尼御前でお気に入りのごぼうのつけものを４袋購入。
上海で何も自分にお土産が無い娘に、ヒコニャンの財布を 買ってあげる。
２０歳なのにえらく喜んでいる。
２３時半 やっと我が家に到着。無事に帰ることができてよかったよかった。
風呂に入り、即寝る
おしまい
上海では雑に扱われ、カモにされるとこだったけど・・・無事に過ごせて良かった
蘇州は人が優しく、ホッとできる街だった
そして、娘が１年過ごすのが蘇州でよかったなぁ～と思った
意外と好きかも！中国
また行こう