それは、ズバリ、
身の上話(暗い過去)。
あなたの昔の恋人の話や
前の彼と別れた理由
病気やケガのこと
これまで自分に降りかかった不幸や災難
なんかを
まだ、会ったことのないお相手に
しかも、自分の第一言語ではない英語のメールで
伝えてしまうということを
結構、無意識的にしていませんか?
私のことを相手に知って欲しい!
というのは大事ですが
正直、相手の男性は
あなたの身の上話をいきなり聞かされても
『あぁ、嬉しい!』とは、思わないでしょうね。
前の彼氏の話なんかは
できれば、知りたくない。
『昔の彼がそんなに忘れられないわけ?』
『だから、僕に何をして欲しいの?』
『そんな話を聞かされても、困る。』
と、なってしまいます。
自分のつたない英語が伝わっていない場合は最悪で
『よくわかんない。面倒くさいオンナ』と、思われて
せっかく出会ったお相手なのに
あなたを去って行くのは時間の問題でしょう。
だって、
彼にはあなたをどうしてあげることもできないのですから。
- じゃぁ、どうしたらいいの?
コミュニケーションがスタートしたばかりのお相手には
身の上話(暗い過去)は絶対にしない。
これは恋愛の鉄則です。
もし、
あなたの暗い過去を誰かに聞いてもらいたいのであれば
話す相手は、専門のカウンセラー
思考のパターンがネガティブに繰り返されているのであれば
尚のこと。
自分の中の問題をまず解決してから
過去に振り回されずに
いつでもハッピーでいられる自分を取り戻してから
新しい彼との恋愛をスタートしてみてください。
-じゃぁ、相手から、過去の話を聞かれた場合は?
昔の彼の話などを
相手から聞かれることもあると思います。
でも
コミュニケーションの期間が浅い間は
正直にこと細かく相手に説明する必要はありません。
『あなたのことが好きだから、昔の話はしたくないです!』
と、明るく答えれば
それ以上、相手から追及されることはまずありません。
というか、自分の過去の交際相手のことを
根堀葉堀ネチネチ聞いてくるようなオトコであれば
その時点で
関係を続けない方がいいかもしれませんし。
相手から聞かれたことに対して、
あなたが答えたくないことであれば
相手に嘘をつく必要はないけれど
聞かれてもいないことまでをも
ぺらぺらと全てその場で話さなくてもよいのです。
どうしても、お相手に話しておかなければならないと
あなたが感じることは
(例えば、持病についてなど、結婚生活に影響を及ぼすようなことなど)
お相手との関係が少し築けてから話しても
遅くはありません。
また、そういった大事な話をするときには
メールではなく
できれば、
会った時に話すことがベストです。
会うことが難しい場合はSKYPEとなりますが
相手と静かに向き合って
目を見つめて
体の一部に触れたりした状態で
落ち着いて話をした方が通じますし
声のトーンや肌の温度で
相手を思いやりながら話をすることができて
そのほうが断然伝わりやすいのです。
また、自分の意図することが相手にうまく伝わらなかったとしても
その場で直ぐに打ち消し、訂正すことができますし
重い話題でも、
シリアスすぎずに伝わるといったメリットもあります。
メールだと文章に残ってしまいますから
慎重すぎるくらいに言葉を選んでも
伝わりにくく、
間違ったまま伝わった文章はそのまま残ってしまい
ネガティブなままの文章は
後から、何度も相手に読み返される可能性もあります。
婚活初期に絶対にしてはいけないこと
身の上話(暗い過去)
では
婚活初期に、大いにした方がいいことは?
相手が
『この女性と話をすると楽しい!』
と思えるような話題づくり。
そして
相手があなたとずっと一緒にいたいと
イメージできるような明るい話。
これだけにフォーカスして
彼との会話を続けて見てください。
松本直子
【編集後記】
実は、昔、
わたしも身の上話で
婚活大失敗の経験があります。(笑)
たぶん
相手に自分の過去を聞いてもらうことで
やさしくしてもらえると勘違いしていたんだと
今ならわかります。
(そのときはわからなかった!)
結局、その時、彼に言われたことは
“What do you expect me to do?”
彼の恐ろしく冷たい言葉に
(これがアメリカ人なのね!)
辛くなって、大泣きしてしまいました。
今でも忘れないラスベガス
ベラジオホテルの前の大通りを
ふたりで歩いていたときのこと。
たぶん、
『もう、大丈夫、僕が守ってあげるからね!』
みたいな、優しい言葉をかけてくれると
信じていたんだと思います。
でも、完全に玉砕。
(あははは、若かった、あの頃は!)
最近読んだ癒し系の本の中に
Do not victimize yourself at any time.
ということが書かれていて
今頃やっと、そのときに敗北した意味がわかりました。
Victimizeしない
自分自身を犠牲者と位置づけないっていうのは
恋愛だけでなく、多くのことに言えますね。
自分の人生に責任を持って生きようと
今は思っています。
あのときに、失敗したから、今の幸せがあります。
松本直子☆国際結婚の幸せプロデューサー