鹿児島からは、高速船で屋久島へ渡ります。

ジェットフォイルというだけあって、ボーイング社製なんですよ!

料金は、片道7700円、往復で買うと14000円でした。今もそうかな?

わたしたち一行は、午後4時発の最終便に乗りました。(満席でした!)

最終便は、種子島を経由するため、屋久島到着は午後6時30分予定。直行だと2時間弱なんですけどね。

出航して30分もすると、右側に開聞岳が見えてきます。

薩摩富士というだけあって、優美なシルエット。次回は、ぜひ近くで見てみたいものです。



左側にはずーっと大隈半島が見えているんですが、やがて本州最南端の佐多岬を離れ、1時間半で、種子島に到着です。

ロケットの発射台を見たかったんだけど、さすがに遠くて見えませんでした。



種子島を出て、さらに水上を走ること1時間。

ようやく屋久島。もう夕暮れです。



午後6時半過ぎ、安房港に到着。

「ようこそ!」の文字に、テンションが上がります↑↑



鹿児島で試合があったんでしょうね、たくさんの野球少年が降りてきました。



屋久島には、宮之浦(みやのうら)と安房(あんぼう)の、ふたつの港があります。

我々の宿は宮之浦だったんですが、最終便は安房着。

さぁ、移動はどうする?と思っていたら、翌日の登山ガイドさんが迎えに来てくれることになりました。

屋久島の人って、なんて優しいの~!!^^



安房から宮之浦までクルマで30分。その間に、翌日の登山の打ち合わせです。

屋久島は、年間300日超、雨が降る島。

雨具は必須と聞いていたけど、GW後半から全然雨が降ってないというのです。

なので、現地でレンタルするつもりだった雨具は要らないね、という話になり、

「明日も快晴だから、ちょっと欲張りなコースを歩きますか?」

と、ガイドさん。

太鼓岩に寄るコースを歩き、その後、縄文杉へのルートを歩きませんか、という。

「太鼓岩は、ぜひ行ったほうがいいよ」という話を、出発前に聞いていたわたしたちは、

「行きます!行きます!」と、二つ返事で承諾しちゃいました。


ガイドさんが紹介してくれた地元料理の店で、満腹になったわたしたちは、夜の宮之浦を散歩。

ぽつりぽつりと飲食店があるけど、コンビニなんて、どこにも見当たらない。

そして、何というか、「闇」に柔らかさを感じるのよね。なんだろう、この空気感・・・



宮之浦川にかかる木造の橋。

このときの満月は、スーパームーンでした。

屋久島の月も、おっきくて明るくて、川面がキラキラしてました。



宿泊は、素泊まり1泊3000円の民宿。

簡素だけど掃除が行き届いていて、とっても清潔で、お風呂も新しくて、快適!

翌朝は5時出発なので、午後11時には就寝。

翌日、想像を絶する過酷さが待っているとも知らず、雑魚寝で夢の中です。zzz


<つづく>