久方ぶりの海日記ですが 今回はお詫びの日記となります。

海水浴シーズンに入ってから連日、中京、関西方面中心にお子様連れのご家族で賑わっている海運楼。皆様のご利用に深く感謝しております。
しかしながら、7月下旬から少ないスタッフの中、板場とフロントで突然2名の欠員が生じ、忙しさが倍増いたしました。
現スタッフはいままで以上に頑張っておりますが、料理や接待に満足いく対応ができませんでした。
加えて、越前海岸の今年の潮の流れが悪いのか、定置網に入る魚が少なく、魚種も例年とは様変わりになっています。
毎朝、定置網漁の市に行っていますが、魚価が高いことは仕方が無いにしても、ハマチ等はほとんど入らず、替わりにバショウカジキやヒラマサが多く見られ、この時期最盛期のイカがほとんど入らず悩みの種となっています。
このシーズンは、ほとんどのお客様が お子様の夏の想い出づくりを目的にご来館されており、忙しさに追われ、平常のおもてなしに支障を生じていることを、心からお詫びするしかありません。
ようやく海水浴シーズンも終わりに近づき、海運楼本来のおもてなしを再現し、御来館されたお客様が笑顔でチェックアウトされる様に、スタッフ一同、反省を元に気を引き締めております。
海運楼は、部屋数12部屋+と小さな旅館であり、スタッフの数も十余名で運営していることから、このシーズンは一か月以上全員休みなしに精を出しており、お客様の心地よい想い出づくりと笑顔での旅立ちを何よりの栄養として、仕事の生きがいとしております。
行き届かないことばかりですが、手抜きと不遜は一切しないことを信条とし、お客様の笑顔を糧に仕事に励んでおり、この夏の、お客様からの頂いたご不満に対するお詫びとともに、感謝の気持ちで、今まで以上にお客様が自然に笑顔となる宿作りに励んでまいりたいと思います。
ご不満をお持ちのまま旅立たれたお客様には、心からお詫びさせていただきます。
大変申し訳御座いませんでした。
この夏ご指導いただいたことは、即反省対応し改善させて頂きましたことを、付け加えさせていただきます。

もう一言。今年は昨年ご利用いただいたご家族が、たくさん再度ご来館頂きました。
連泊でのお泊まりも多く、海水浴場に面した姉妹バーベキューテラス食堂「海運座」を足場に 浜地の広がる日本海を満喫されたお客様が数多くおられました。
数々の感謝のお言葉を頂き、スタッフ一同感激の毎日です。
ご利用ありがとうございます。

1㌔先の越前松島水族館も、この春改装し、連日賑わっているようです。