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☆開運パワースポット☆

パワーを貰って人生を楽しく生きよう

笑う狛犬

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今年2016年は、信州諏訪大社の御柱祭りの年になる。以前の善光寺の回で少し書いたが、諏訪大社と善光寺の祭事にはつながりがある。善光寺のご開帳(丑年と未年)は諏訪大社の前哨戦で、翌年の寅と申の年(数え年の7年、つまり6年に一度)諏訪大社の大祭が行われる。足掛け3か月にもなる御柱のどこかを私は見に行こうかなぁと考えている。

○東京随一のお諏訪さま

本殿までの長い参道への入り口
本殿までの長い参道への入り口

諏訪大社の祭神はタケミナカタノカミ(建御名方神)とその妻・ヤサカトメノカミ(八坂刀売神)で、タケミナカタは、オオクニヌシの子ども。伊勢の神さまから国譲りを迫られた出雲の神さまの中で、唯一反対をし、力比べで負けたため諏訪の地へ押し込められた──と伝わる神さまである。
前置きが長くなったが、ここ青梅に鎮座する「虎柏(とらかしわ)神社」の創建は古く崇神天皇の時代というから、紀元前100年前後だと思われ、その後の西暦940年に諏訪大社の上下神を勧請したと伝わっている。そのため、長く「お諏訪さま」と呼ばれ、今でも鳥居前のバス停は「諏訪神社」となっている。

境内はめちゃくちゃ広い
境内はめちゃくちゃ広い

「虎柏神社」は延喜式内社として記される武蔵国多磨郡八座のひとつとして数えられているが(正確には論社〈うちが「虎柏神社」だ、と言っている別社〉がある)、最初に祀られていた祭神はオオトシミオヤノカミ(大歳御祖神)、カシコネノカミ(惶根神)ともに女神だった。特にオオトシミオヤは、スサノオの二番目の妻であり、ウカタマ(お稲荷さま)とトシガミ(お正月に来る神)の母になる。オオトシミオヤが祀られている社はかなり珍しい。今では2人の子どものほうが有名になりすぎてしまったが、農耕の神であり食料の神、そして市場の神ともされている。
現在の地図を見ていると「市場?」とも思うが、この付近に伸びている河川の眺めていると、北からも南からももちろん東西の交通も人力しかない時代には便利な水運だったに違いないと思われる。記録によれば、太古の時代は神仏に守られた(この時期はまだ仏は入ってきていないので神だけだが)場所でのみ、物の交換(市場)が成り立っていたようだ。神の前で人を騙すような取引はしない、という意味だろう。

○虎柏が持つ意味は?

拝殿には「延喜式内社」の文字が
拝殿には「延喜式内」の文字が

話が前後したが、諏訪大社の大祭である御柱は、寅年と申年。
そしてこの社の名前が「虎柏神社」。偶然とは考え難い。
もちろん、「虎柏神社」の名前が先にあったわけだから、名前にちなんでお諏訪さまを勧請してきたのかもしれない。そういえば、紫式部日記に「虎の頭の影を映した産湯を使うと赤ん坊の邪気を払い生涯無事に過ごせる」という俗説が紹介されていた。「とらかしら」である。
それから、こちらの住所は「根ヶ布」と書いて「ねかぶ」と読む。人の住む場所がすべて「根株」の場所だったから、という説が有力なのだとか。だったら根株でいいのに、どうして根ヶ布なのか。縦書きにすると「根希」とも見える。木の根っこが非常に珍しいものだったのかもしれない。祭神は2人の女神、虎の頭に根希。もしかしたら、この名前こそが古い時代から強力なパワースポットだった証拠と言えるのかも。

○境内に漂う不可思議感

境内のパンフレットより
境内のパンフレットより

現在の本殿は、江戸中期・享保年間に作られた切妻造のもので文化財の指定を受けている。外側にもうひとつの建物を組み、覆っているため、残念ながら外からは見ることができない(境内にあった上記資料を参照ください)。
さて、室町時代の末期、虎柏神社はスサノオとコトシロヌシも勧請した。ここまで出雲の神さまを勧請した神社は珍しいだろう。強力な厄払いと病落としの神さま、そして恵比寿さまをも揃えたことになる。

手水場
手水場
石を支える人型
石を支える人型

ここに手水場の写真がある。何をかくしているのだろうと思って木枠の上から覗いてみたら2人の人間が支えていた。寺社の手水場では、鬼や小僧が虐げられている姿はよく見かけるが、このパターンは珍しい。出雲神さまがまるで虐げられているようにも見えた。
その上、よく見たら社殿前の狛犬が何やら笑っているのだ、両脇ともに。まるで来るものの心算を試しているかのようだ。
どこを見てもまったく不可思議なものだらけの神社である。

笑う狛犬
笑う狛犬

このブログでこんなことは書かないと決めていたのだが…、正直この神社の空気には圧倒された。何かわからないものが棲んでいるのだろうと思う。手のひらを上に向けて両手を広げるとある場所で、間違いなく手のひらが温かくなる。何かが手に乗ってくるのだ。もちろん重さはない。怖い、というより無量を感じた。おかげで肩こりが治った。こんなことは年に数えるほどしかない。まぁ気のせいなのかもしれないが、それでも心底驚かされた神社である。やっぱり信州の諏訪大社には、今年行っておこうと決心を新たにした。

この場所が一番のパワースポットだと感じた
この場所が一番のパワースポットだと感じた