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タロットカードの大アルカナの一番最初に位置するのが愚者のカードです。このカードが一番最後という説もありますが、一般的には最初とされています。

さて、このカードの名前は「FOOL」。そのまま訳せば「愚か者」ですが、日本語では「愚者」と呼ばれています。馬鹿な行いをする者ではなく、宮廷道化師の意味が強いと考えられています。

タロットでは王様や女帝など宮廷が描かれ、特に小アルカナのコートカード(ペイジ、ナイト、クィーン、キング)は宮中を表しているとされます。そこから見れば、愚者は宮廷お抱えの道化師だと見るのが自然でしょう。

また、宮廷道化師の肖像画は犬と一緒に描かれることが多く、彼らの地位がペットと同じ、王宮の所有物だという皮肉も込められていたと言われています。でも、そんな地位にも関わらず、彼らは宮廷の中で自由な発言が許されていたそうです。

このカードをビジネスの本質として見ると、自由な発言や創造性が重要だと考えられます。宮廷での道化師は王族にとってのエンターテイナーであり、時には相談役にもなったという絶対的な信頼があったのです。愚者が大切な存在として考えられていたように、ビジネスでも自由な発想と信頼が成功の鍵となるでしょう。

ビジネスでのヒント

1. 自由な発想と創造性
  • 愚者のカードは、型にはまらない自由な発想を象徴しています。ビジネスでも、既存の枠にとらわれず、新しいアイデアを積極的に取り入れることが重要です。例えば、ブレインストーミングセッションを設けて、自由な発想を促進する場を作ると良いでしょう。

2. リスクを恐れない勇気
  • 愚者はリスクを恐れずに前進する姿勢を持っています。ビジネスにおいても、リスクを恐れずに新しいプロジェクトや市場に挑戦することが成功の鍵となります。もちろん、計画性も大切ですが、時には大胆な決断が必要です。

3. 初心を忘れない
  • 愚者は初心者の心を持ち続けることを象徴しています。ビジネスでも、常に学び続ける姿勢や、新しいことに対する好奇心を持ち続けることが重要です。これにより、常に新しい視点を持ち、成長し続けることができます。

4. 柔軟な対応
  • 愚者のカードは、柔軟性と適応力を示しています。ビジネス環境は常に変化しているため、柔軟に対応できる能力が求められます。変化に対してオープンであり、迅速に対応することで、競争力を維持することができます。

5. 信頼の構築
  • 宮廷道化師が信頼されていた理由の一つは、彼らが自由に意見を述べることができたからです。ビジネスにおいても、社員が自由に意見を述べられる環境を作ることで、信頼関係が築かれます。オープンなコミュニケーションを促進し、意見を尊重することで、組織全体の信頼感が高まります。

愚者のカードが示すこれらの要素をビジネスに取り入れることで、より創造的で柔軟なアプローチが可能となり、成功への道が開けるでしょう。



タロットリーディング初心者さんへ


Q. はじめてカードを購入するのですが、最初はどのカードが良いでしょうか..


A. ゼナが最初のカードとしてオススメするのは、ライダー社のウエイト版タロットです。理由は世界的に一番ポピュラーで、プロでも愛用している方が多いのと、解説の本や動画が多く、勉強するのに困らないからです。ゼナのオリジナルタロットカードもウエイト版をオマージュさせて頂いています。


 

 




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