化忌星の深層的な意味は・・・内側にあるこんがらがった是非(善し悪し)、つまり内在的な思想と観念から生じる是非で、その中には慣性と長期にわたって形成された悪いものが引き起こす是非という考え方が含まれている。

陀羅星の深層的な意味は・・・その場でぐるぐる回る是非である。だから不明瞭で、好壊と「正・誤」を決められず、決断に迷い、また疑心暗鬼が生み出す是非でもある。そのため陀羅の是非はとても長引き、態度は曖昧不明で、見た目も愚鈍な様子で、物事の処理を迅速に行えない。

化忌と陀羅が同宮する場合、こうした先入観や思考による是非に加え、疑惑不定・先延ばし・愚鈍な是非が一緒にもつれて、自然に問題を解決する方法がより不吉に、より面倒や災いが多くなる方面へと伸び広がる。

 

<丑宮>太陽化忌・太陰・陀羅

太陰と陀羅は居廟、太陽化忌は居陷であるため、温和従順・内向的で悩み心配が多く、陽剛面が抑制され、頭がはっきりせず、男性と仲が悪い。ビジネスは不調で、失敗して発展せず、仕事能力が悪く、愚か者である。心の中も善悪が絡み合って、天を恨んで人をとがめ、生活資金が少しあっても、浪費してなかなか入らず、生活にゆとりがなく、不愉快になる。眼病・脳病・心臓病・湿気が原因の病気・循環系統と生殖系統の病気にかかり、腰が縮んだり背中が隆起したり、身体不良やがんになる。

 

<寅宮>天機化祿・太陰化忌・陀羅

天機は得地の宮位化祿、太陰は居旺化忌、陀羅は落陷。これは「祿忌相逢」が陀羅を伴う形式であるため、財の部分が悪く、多くのトラブルや面倒があり、しかも財はなかなか入って来ない。これは主に内在的な思想や感情において奇妙な考えがあり、自分は頭が良いとうぬぼれ、如才ない方法で、回り道をしてお金を取るので、かえってお金の入りが遅くなる。感情問題においても頭が良すぎて如才なく、感情が奇妙な所へ向かって発展し、スムースではない。この格局中の運気も速かったり遅かったりして、自分は頭が良いと思い込み、常に軌道修正をしたり、感情的になって情緒不安定に陥ったり、直感によって物事を処理したがったりするが、その直感も敏感ではないため、損失を招いてうまく行かない。交通事故・怪我・生殖系統の病気・感冒・肺部や肝臓の病気・湿気による病気・皮膚病・背中のこぶ・腰のゆがみに注意が必要である。

 

<辰宮>廉貞化忌・天府・陀羅

天府と陀羅は居廟で、廉貞化忌は居平、知恵の混乱と企画能力の拙劣さに加え、のろのろぐずぐずしていて、とても愚鈍な様子で、頭もはっきりしないが、少し貯蓄財産があることを表す。消耗しても、まだ残りがある。これは理解力や記憶力が鈍く、善悪がこんがらがってはっきりせず、公的トラブルを犯しやすく、流血したり身体に障害が残ったりするが、それでも生活できるだけの金銭があり、あまり裕福ではないものの、衣食に困らないという格局である。この格局の廉貞化忌・陀羅と対宮の七殺は、「廉殺陀」に化忌が伴う構造パターンを形成し、交通事故に遭い、路上で命を落とし、その後もトラブルが続き、訴訟はとても長引く。その一方で血液の問題・湿気・皮膚病・血痰・腎臓出血・がん・背中のこぶ・腰の傾斜などに注意しなければならない。

 

<辰宮>天機化忌・天梁・陀羅

天梁と陀羅は居廟、天機化忌は居平。頭の切れが悪いのに、自分では頭が良いと思ってうぬぼれているが、他人には十分に間が抜けて見える。少し貴人運があるものの、貴人はのんびり愚かな方法で支援するので、その助けは小さい。この格局時は、無駄話や馬鹿話を好み、仕事の能力が劣り、責任を押し付けたり、言い逃れをしたり、他人を責めたりしたがる。小利口だが、役に立たない利口さである。手足の怪我・出血・肝臓病・肝臓がん・皮膚病・湿気による病気・駝背・縮腰がある。