涙活って聞いたことがありますか?
涙を流して、ストレスや
ネガティブな感情を流そうというもの。
感動して流す涙の中に
ストレス物質が含まれていることは
科学的にも証明されています。
だから、泣くとすっきりするんですね~。
涙活には、落語でも映画でも
本でもいいのだけれど、
わたしはマンガを活用しています(^O^)
絵と文があるので、
感情移入しやすいんですね~。
ということで、わたしのイチオシの
漫画をご紹介したいと思います。
この音とまれ!
廃部寸前だった高校の箏曲部に
悪名高い不良と訳アリの箏の家元の娘が入ってくる。
天才といわれた家元の娘が素人集団を指導し、
部員たちも猛練習した結果、全国大会に出るまでに!
作者自身が「青春群像劇」という通り、
ひとつのことに打ち込む学生たちのさまざまな姿が描かれ
心ゆさぶられるシーンが満載。
2012年から『ジャンプスクエア』にて連載中。
コミックスは25巻まで発売され、累計550万部を突破。
TVアニメをはじめ、舞台にもなっている人気作。
2017年3月8日にキングレコードからリリースされた
アルバム『この音とまれ!〜時瀬高等学校箏曲部〜』は、
平成29年度(第72回)文化庁芸術祭賞のレコード部門で優秀賞を
第32回 日本ゴールドディスク大賞で純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した
このマンガを推す理由は...
学園ものというと大半は恋愛がテーマですがこの作品はもっと深いものがあり、
主人公だけでなく登場人物それぞれが魅力的で、
ぐいぐい引き込まれるストーリーの面白さもあり、
まっすぐに箏に取り組む不良たちの健気さや
仲間が困ったときに助け合う姿、
さまざまな軋轢を乗り越えて、すばらしい演奏をする様子、
高校生らしい心の揺れや迷い、葛藤、
祖父と孫との愛情、他校の箏曲部との交流など
感動ポイントが満載で、読むたびに泣いてしまいます💦
主人公の祖父の友人でもあった琴の店のおばあさんの
言葉が意味深く、そこから学ぶこともたくさん!
これは少年漫画雑誌に連載されているものの
絵柄はどちらかといえば少女漫画という感じ。
作者のアミューさんは絵がとても上手で線もきれいなのが魅力です。
(漫画家の中にはそうでない人も多い💦)
わたしは大学のときに雅楽のお琴を弾いていたので
ここに出てくるお琴とは違うけれど
お琴という楽器をとりあげていることも興味深く、
作者自身が小さいころからお琴に親しんでいるので
描写が正確だし、うそっぽさがゼロなのがいいし、
作者のお母さん、お姉さんの協力で
漫画に出てくるオリジナル曲が聞けるのも楽しい!!
コミックスの新刊が出たばかりだけど
はやくも次が待ち遠しいです~
中高生から大人まで、幅広い年齢層におすすめです(^O^)/