1月20日の「大寒」の行事が終わったら、次は「節分」
そしてその次の日の「立春」にも開運アクションがあります。
そうなんです。この季節、忙しいんですよ(笑)
2月3日は、大切な行事「節分」です。
節分というのは、
「節を分ける日」 と書きますように、神仏の世界、スピリチュアルな世界でも、新たな1年に移り変わる最後の節目の日となります。
いわば、本当の「大晦日」
各地の神社・仏閣では「節分祭」が行われ、有名人、芸能人などがゲストでやってきて、豆まきをしますね。
豆まきは、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、
それを追い払うための悪霊ばらい行事です。
遊び的な感じで捉えている方も多いと思いますが、実は、平安時代頃から行われている「追儺」という宮中行事から派生しているれっきとした行事なのです。
鬼やらいや豆まきは昔からある祓い行事ですが、恵方巻きは関西の商人が考えた風習。
私は大阪育ちですから、小学生の頃から巻き寿司を恵方を向いて無言で食べてきましたが、このこと自体に、節分の祓いの意味は特にないです。
でも恵方というのは歳神様が今年やってくる方位、今年は「東北東」です。
2月3日の朝起きたら、匂いの強い線香の束を玄関の内側に焚きます。
これが結構強烈な煙で、家の中じゅう結構な煙だらけになり、目もしょぼしょぼ。
これは清める意味なので、家の中がこれだけ燻されるというのはとても良い事です。
玄関には柊(ひいらぎ)の枝に焼いた鰯の頭を刺した枝を貼り付けます。
これは鬼避け
尖ったトゲのあるひいらぎと、鬼が嫌がる臭いのいわしを組み合わせて飾ることで「鬼が家に入って来ないように」という魔除けの意味合いが含まれています。
ずっと柊が枯れるまで飾っておく家もありますし、数日で外しても構わないと思います。
2月3日、節分の夜は特別な豆まきです。
節分の豆まきは何のために行うかご存知でしょうか?
お子さんがいるご家庭では豆まきをイベントのようにされてるかもしれませんが、
大人ばかりの家ではさすがにされない家も多いのではないでしょうか。
豆まきというのは鬼を追い出して福を家に入れるためのお祓いの行事なんですね。
家の主が豆を撒き、家の長男が鬼役をするといいそうです。
長男がいなければ長女でもいいです。
お子さんがいなければ家族誰でもいいです。
家の主が長男の厄を豆を撒くことで落とすんですね。
そこで、秘伝の豆まき法を教わったのでここで伝授したいと思います。
用意するもの
●玄関に線香立てを用意する。
線香立てがなければ
代わりになるものでOK
●よく売っている束になっている
お線香を買ってくる
(匂いきつめのがいいです)
●豆まきの豆
●あれば柊(ひいらぎ)の枝
1.玄関の内側で線香立てに線香の束に火をつけて焚いておく
2.家の一番奥の部屋から左の部屋から右回りに順番に豆を撒いていく
掛け声は「鬼は外 福は内」でよい
2階がある家なら2階から順番に1階に撒く
リビング→台所→床の間→玄関→外 という順番がよい
3.玄関で、大きな拍手を5回鳴らし、玄関の引き戸を3回ばしゃっと閉める。
引き戸ではない玄関の場合も、ドアを3回閉める。
4.玄関に焚いていたお線香がまだついていれば、玄関の外に立てかけて、最後まで焚く
5.柊の枝を玄関のドアに挟み込むとよいが、2月4日一日はさんでおきたいので、
挟めない方は玄関の外側に刺せるところに刺しておく。
いわしの頭も用意できる方は、柊の枝に刺しておく
6.立春の朝に掃除をする。
豆まきをしてすぐに掃除するのではない。
よい節分(大晦日)をお過ごしください。
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