みなさんこんばんは。WBCもいよいよ残り2試合。世界一を掴み取るため、日本から力を送りましょう!


さて、今回は先日ご紹介した北海道日本ハムファイターズの新本拠地、ES CON FIELD北海道の座席を紹介していきます。


    tower eleven hotel


この球場は、他の球場のように「S指定席」のような席種は付いておらず、MLBのようなセクション名で販売する形を取っています。その為この球場の座席のご紹介は3つの階層ごと、スペシャルシート等に何度かに分けてご紹介します。


1回目の今回は、グラウンドに1番近い最下層のFIELD LEVELの座席をご紹介します。


まずは一塁側のコンコースからの眺めです。

座席の1番後ろがコンコースという形で、傾斜もとても緩やかで前方座席でもアクセスは楽です。

広島のマツダスタジアムをイメージしていただくとわかりやすいと思います。


三塁側からはこのような眺めです。

ホームベースから離れた席は、グラウンドの中心となる2塁ベース方向に座席が傾けられている為に、他の球場とは違い身体の向きを変える必要がないためとても観戦しやすいです。


外野のレフトポール際からの眺めです。

手前にブルペンがあります。


ブルペンは日本のプロ野球球団の本拠地球場では初めて、スタンドから見える形で外野に設置されました。この形、MLBのスタジアムではよく見る形ですね。


外野席レフトスタンドからはこの眺めです。

こちらの球場、外野フェンスが特異な形をしている為にバックスクリーンに近くなるほど、バックスクリーン付近のフィールドが死角になります。


FIELD LEVELの内野側の座席は、座面と背面どちらにもクッションがついたもので、座り心地はとても良かったです。ベルーナドームの内野席に近いですが、ベルーナドームはクッションが厚すぎるために疲れやすい為、この程度の厚みがいいように感じました。


FIELD LEVELの外野席は座面と背面どちらにもクッションがありますが、座面のクッションを少し薄くした形のものとなっています。


また、ブルペン周りの座席はセブンイレブンブルペンシートというスペシャルシートとして別の枠組で販売されています。


セブンイレブンブルペンシートは背面のクッションを省略している代わりに、座面はFIELD LEVELの内野席と同じ、厚みのあるものになっている他、座席全体も黒基調となっています。


こちらの座席は、FIELD LEVELの内野席でも外野寄りのセクションの前方4列の座席です。他のシートとはうって変わって黒基調の革張りシートになっています。基本的にはシーズンシートで販売されていますが、一部席は一般購入も可能です。


こちらは前方4列のホームベース寄りの座席です。形状としてはPayPayドームのホークスラグジュアリーシートや、バンテリンドームナゴヤのプラチナシートに近いものになっています。こちらも基本的にはシーズンシートでのみの販売ですが、一部の席は一般販売されています。


こちらは、バックネット裏のダイヤモンドクラブシートです。テーブルも付いていて、座席の幅もかなり広く取られています。こちらの座席には飲食サービスも付いています。詳細は後日、改めてご紹介します。


こちらはFIELD LEVEL 内野3塁側の最前列からの眺めです。芝の緑が綺麗に映える他、天然芝や土のにおいがとても心地いいです。


最前列からはビジター側のベンチが足元に見えます。お気づきの方もいるかもしれませんが、この球場はホームビジターどちらのベンチも外野寄りへかなりセットバックしています。ダグアウトのホームベース側(監督が座る側)の端がコーチャーズボックスのあたりにきています。


このグラウンドとの近さは何物にも代え難いので現状維持の判断をして頂けたのは、1ファンとしてはとても嬉しい限りです。


今回は、エスコンフィールド北海道の最下層FIELD LEVELの座席をご紹介しました。この球場の売りである臨場感や近さを最も体感できるのはFIELD LEVELの座席です。座席を選ぶ際にはぜひ、第1の候補にして頂ければと思います。


次回はひとつ上の階層、MAIN LEVELの座席をご紹介します。今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。