肩甲骨のあたりが痛い、と言うお客様が来てくださいました。
どうやったらより痛みがわかりやすくなりますか?とお聞きしたら、「腕を後にひく動作」でした。
それと、しんどくなってくると、「しらないうちに肩が重くなってきて、自然と丸まってくる(猫背)」ともおっしゃってました。
整体の風景を変えるには、「言葉」から(笑)と僕は思っています。
このお客さんは、「肩甲骨が痛い」とおっしゃっていますが、言葉を変えると「腕をうしろにひきづらい」でもあるんです。
じゃあ、腕をうしろにひくことをジャマしているのは、どこなんだろう?と考えてみると、目的地に近づいていくことができます。
また、肩が丸まってくる、んだから、言葉を変えると「肩を丸めたほうが楽」だと体が言っている、と考えてみるんです。
肩が丸まってきて、イケナイよ、じゃなくて、肩を丸めたほうが楽だからそっちを選んでるんだな、と感じてあげると、次は
肩を丸めたほうが楽なときってどういうとき?って想像していくと、目的地に近づいていきます。
運良く、
腕をうしろにひきづらい、ことと、肩を丸めたほうが楽、ということが繋がれば、ポイントはかな~り絞られます。
一見、言葉遊びみたいな、「考え方」で「どこに要因があるか」がすっと頭でイメージができるようになります。
なぜ腕を後ろにひくと肩甲骨あたりが痛くなるんだろう?
なぜ猫背になるとそれが楽になるんだろう?
理屈で考えていけば、そこにすじみちはちゃんと見えてきます^^
今日もありがとう。