いじめないでね・・・と切に思います | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

(病院には行ってないんだけど)五十肩かも、ということで。周りから(配偶者や整体関係から)動かさないと固まるよ、と言われて痛いけど動かしていたらもっと肩が痛くなって、と来られた方がおられました。

もう、そんなことはやめましょうよ、ね?
とお話をしました。
首を寝違えたときに、周りから「動かさないと固まるよ」と言われますか?
ギックリ腰のときに、「動かさないと固まるよ」といわれますか?
膝が痛いときは?
手首が痛いときは?

じゃあ、なんで肩だけそういじめるの?と僕は思うのです。
肩の関節の方が稼動域は広い。じゃあ、より狭い膝の方が動かさないと固まるよ、というのならわからんでもないですよ?たくさん動ける範囲のある肩のほうがなぜ「固まるよ」と脅かされて痛い目に合わされないといけないのか・・・。

いつも言うことですが、「痛いときに、痛いことをして治そうとする動物はいない」んです。つまり、自然界にそーゆー法則はない、てことです。人間の脳や体だって、自然界の法則にのっとっているとすれば、
「痛いときに、痛いけど動かしていたら、もっと痛くなったんですよ~」て、なんの不思議もないじゃないですか。なんで「肩だけはそれで良くなる」の??

スポーツ選手の肩痛だったら?20代の肩痛だったら?
痛いけど、動かさないとダメだよ、て言います?
五十肩、って原因が明確じゃないんですよね(検査で異常がはっきりしない、という意味で)。原因がわからないのに、よく「痛いの我慢して動かせ」て言うよな~って思いません?

痛いけど我慢してわざと痛い思いしてまで痛い動きをすることで痛いところが良くなるのか?
それだったら「痛み」という信号になんの意味があるのかさっぱりわかりません。

つまり、
いじめないでね、体を。って訴えたいんです。みなさんに。

体を守るためにある痛みの信号を、痛み止めで消すのは火事なのに火災警報器だけを切るようなもんだ、と書いた本がありましたが。
上記の場合は、火事を見てみぬフリをしようとしてるようなもの。痛いのに痛くないフリをして動かすのは。その間に火事(痛み)が大きくなるのは、不思議でもなんでもないんですってば。

熱があって動けなかったら動かないほうがいい時なんです。
腹筋してるときから腰が痛かったらそれは腰痛予防になってるんじゃなくて腰をいじめてるんです。

いじめる必要はないんです。そんな風に「複雑に」できてるはずがないんです、体って。そんな風に「裏の裏」を読まないと治せないようにはできてるわけがないんですよ(苦笑)。それは信頼しなさすぎ。
「痛かったら止めてみる」それで体も少しは楽になりますから。

長々と、になりましたが今日もありがとう。