腰が痛くて背中も痛くて首まで痛くなってきたとき | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

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1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

この日は「腰が痛くて、、、背中まで痛くなってきた。今は首まで痛いんです」という方との出会いがありました。ありがとうございます。

要は・・・背面全部が痛いということですよね。
少なくとも今は。
今は背面全部が痛い、ということですが、もし腰だけが痛いときに来てくださっていたら、どこを診るでしょうか。もし背中だけが痛いときだったら?首だけの症状だったら?

首だけの症状だったら、頚椎が。腰だけの症状だったら腰椎が仙腸関節が骨盤が股関節がって考えたくなったりしません?

でもこうやって背中面全体に広がってきたらどうでしょう?
腰の痛みは、腰部の問題で背中痛は胸椎や肋骨に原因があって首痛はあくまでも頚椎のズレからで・・・ってたぶん分けては考えないんじゃないかと思うんです。

腰痛には骨盤をいじって、背中の痛みには胸椎を矯正して、首の痛みは別個に頚椎をバキッやって・・・。そういう「律儀な」先生はおそらくいないんじゃないかと思うんです。そこまで「別のものだ」と考えはしないと思うんですね。

じゃあ、
背中面全体に「広がる前の首痛」「広がる前の背中痛」「広がる前の腰痛」は個別にその場所に原因があったと言えるのでしょうか?全体に広がってしまった後の背中痛と、広がる前の背中痛と、本当に種類が違うんでしょうか?
全体に広がってくる前の首痛の人と、全体に広がってしまった結果、首まで痛くなった人と、首痛の原因が本当に別物なのでしょうか?
と言っておいて僕がその答えを知っているわけではないのですが(苦笑)。
そういう見方をしてみるのも面白いと思うので書かせていただきました。
痛みって、整体って、症状って、こうやって考えてみると「いつの時点で症状を切り取るか」で見方がだいぶ変わります。

もし、前に行ってた治療院で変わらなかったとしたら、それは「切り取ってるタイミング」が違うだけなのかも知れません。


今日もありがとう。