まったく違う方法でセラピーをされてる方のお話を聞くのは本当に気づきが多いものです。こちらでは「問題をどうやって解消するのか」と悩むところでも「それのナニが問題なの?」という切り口があったり。
その話は今日は関係ないのですが、要は明るく元気になってもらうこと。それにつきるなあ、って思いました。
あるセラピストさんと共通のお客さんがいるのですが、最近、明らかに明るくなってるんです。明るくなる、って女性だと美しくなってる!久しぶりにお顔を見たらもう別人ですよ。「変わりましたよね、あの女性」って話をしていたのです。
それをあるセラピストさんは「自信がつくと明るくなって、明るくなると美人になる」というニュアンスで表現されていました。
セラピストさんが自分で「こうじゃないか」という仮説を披露してくれたんですがそれによると、子どものころに「美人だね」と周りの人に言われると。親が「いえいえ、ウチの子なんて」と謙遜(この場合は否定)する、それが何回も幼いころから続いて、子どもは親からの否定を耳にし続けて自信を失うのではないか、と。
意外と美人の人に自分に自信がない人がいるのはそこらあたりに原因があったのではないか、と。
僕にはそういうことを考えたことがないのでわかりませんが、実は整体・カイロ業界って、こういう刷り込みをしまくってるんじゃないか、と冷や汗がでました。
「ああ、ここが歪んでますね」「ひどい歪みですね」「こりゃあ毎週来ないとね」「ぼろぼろですね、ガチガチですね」「ほっとくとこうなりますよ」「二足歩行の宿命ですから」エトセトラ・・・。
この逆ってあんまりないでしょ?「ああ、こんなの大したことないですよ、大丈夫ですよ」「ほっといても問題ないですよ」「もう大丈夫。あとは好きなときに来て下さい」エトセトラ・・・(笑)。
それで人が元気に明るくなれるものかしら、って。
整体とかカイロとかに来たからには、帰っていただくときには来た時よりももっともっと明るく元気になってもらわなきゃ、って。
最近、一回で治るかどうかよりも、喜んでもらえるかどうか、をもっと大事にするように心がけています。実際に病気でも「明るい人」はいます、病気でも幸せそうな人はいるんですよね。幸せかどうか、ってすごい大事な基準だと思うんです。
すべての人が幸せでありますように、と願いつつ、
今日もありがとう。