ついでの、手の痺れ | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

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1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

メインの症状は肩こりなどなどだったのですが、
他に顎関節症と手のシビレがあるんです、というお客さん。

顎関節症も手のシビレも異常は発見されなかったそうです。
(ちなみに、痛み止めのクスリは効いたそうですよ)

手の痺れには、頚椎に原因があるもの、脳に原因があるものなどがありますから、まずは病院へ。

レントゲンを撮ったり、民間療法では手のシビレだと頚椎をチェックすることもあろうかと思います。

なかには、レントゲンに写らないようなミリ単位、コンマミリ単位のズレを感じ取る先生がおられることを僕は知っています。

今回のお客さんに、首だけで左右を見てもらったときにシビレがどう変化するかお聞きしてみました。

シビレの変化は・・・まったくなしでした。
(ついでだったように、この時点はシビレはなし、です)

次に手のひらを内に外にと捻ってもらいました。
内に捻るときに、シビレがはっきりときつくなりました。

さて。


まず、頚椎が(椎間板が狭くなっている、変位している、神経が圧迫されている・・・)なんらかの異常をもっていてそれによってシビレが引き起こされている場合、こんなふうに首を動かしてシビレに変化がでない(または痺れない)ことがあるのでしょうか?

極めて小さいずれであっても取り上げることを考えると、大きな首の動きでシビレに影響を与えない、というのはなにやらツジツマが合わない気もします。(もちろん、首の動きでしびれが変化する方もおられました。今は「このお客様」の話しです)

そして、「首をまったく動かさず」に手を捻ったときに痺れがきつくなるのであれば、

痺れをきつくしている要因は首よりも「手を捻った際の、どこか」にあると考えてみるのは、それほど的外れとも思えません。

目の前の現象がそう示しているのですから。

これによって手を捻ったときに「動いてなかった部位は除外」して「手を捻ったときに使った範囲」になにか要因がありそうですよね。

「普通に、論理的に考えたら」そうなると思うんです。

ここで、シビレイコール頚椎のズレ、ゆえに首をバキバキ・・・というはちょっとどうなの?と思えてきます。

論理的に読み取っていくと、意外とシンプルなときがあるんです(笑)。

今日もありがとう。