妊娠5ヶ月の方が、整体を受けに来てくださいました。
背中のやや右よりに痛みがあるんだそうです。
ひとまず、仰向けで左右の背中、腰、肩、首・・と施術させていただきました。
このお客さんに「ご自身で背中が痛くなった理由に思い当たります?」とお聞きすると、つわりがひどくて吐くからかなあ、と首を捻っておられました。可能性はありますよね。
吐く、という行為は腹筋も肋骨のあたりも、きゅうううって緊張させますからそれが背中に響いてきている可能性はあると思います。
お客さんは、ほぼ毎食、吐いてしまうくらいなんだそうです。それから来てそう・・・(汗)。大変ですね・・・。
それも考慮に入れて、肋骨の下あたりの腹部は緩めていくように意識してやっていきました。
そのあと、座って確認。
身体を捻ると、まだ痛みがあったので、ここからは通常のやり方で痛みをとっていきます。
痛みを取っていくと、それがどんどん移動していくことがありますが、この方がまさにそうでした。
右寄りから、真ん中へ。
今度は、降りてきて下のほうに。
それがなくなると、今度は腰痛が少しでてきました。
これも座ったままでとっていって。
ひととおりの痛みが時間内でなんとか取れてくれました。良かった~!!!。
こんなふうに、妊婦さんは仰向けと座ってとでかなりの痛みがとれてくれることが多いです。
もちろん、妊娠されてない方にできることが妊婦さんにはできない、ということはありますので、同じ結果にまでもっていけるかどうかはわからないところですが、それでもなんとかなるので人体って面白いなあ、と思う次第。どこかに、突破口を残しておいてくれてるのかなあ、と思ってしまいます。妊娠されたことであの場所を施術できなくなったかわりに、ここで症状が取れるようになってる、みたいな(笑)。ちょっとそういうことも信じてみたくなることが本当に多いですよ。
妊娠されていて症状に悩まされている方はお気軽にお問い合わせくださいね♪
今日もありがとう。