文化 教育 感性 | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

今日は健康には関係ないんで、興味の無い人はとばしてくださいね。

このまえ、お客さんと「恐いもの談義」をしてました。子供の頃は「見えることが良くあった」とかね、あ、そのお客さんが、です。で、今は蜘蛛がだめなんですって。見かけたら夜中でも人を起こして追い出してもらうんだそうです。後日、その追い出し役のお母様がこられて(この方は蛇がだめ。ダメなのに、人よりも多い回数、蛇と遭遇してる。「見つめるものは拡大して見える」という法則なのか、そういうサダメなのか、、、)、あの娘も昔は蜘蛛でもなんでも好きだったのよ、と。ナメクジの這ったあとのキラキラしたスジが綺麗、とかも言ってたらしいです。

たしかに、うちの子も、動くものならなんでも触ろうとします。ゲジゲジであろうと、蜂であろうと。で、痛い思いをして嫌いになる、これは、わかる。でも、蜘蛛に噛まれた人は少ないはず。蛇に噛まれた人も。なのに、いつから、嫌悪感を覚えるようになるんでしょうか、、、。これって、教えられて、または、他人がそう反応するのを見て、「反応の仕方を覚えていく」んでしょうか。こんな文章を読んだ事があります。うろ覚えですが「大便はほんとうに臭うのか」という趣旨です。臭い、きたない、そう教えられたから「臭い」と思うのではないのか、って話です。そういえば、子供は、あんまり自分のうんちを臭い、と思っていないフシもある。しゃべらないのでわかりませんが。(親は自分のあかちゃんのうんちは臭いと思わないもんだ、なんて言いますが、そんなことはない、、、と思う、、、。)

でも、教えなくても野菜はやっぱり嫌いなんかな。サツマイモやかぼちゃは離乳食としてよろこんで食べますが。親の食べてるキャベツを見てもの欲しそうにするので、持たしてやったら口に入れ、なんとも言えない泣き笑いのような表情をつくりました。まあ、言われてみたら、味のついてないキャベツはそんなに美味い、というほどのもんでもないか?

焼肉やステーキは好きだが、味のついてないそれらは、ゴムを噛んでるような感じもしないではないし。しょう油をつけない刺身も、そうだなあ、、、。オヂサンにはわからないブランドのバッグの良さ、カリスマ美容師の腕前、これは美味い、これは嫌い、恐い、臭い、美しい、綺麗、、、という感覚は、ほんとうに自分の感性なんだろうか。自分の五官は自分の思考を反映してくれているのだろうか。そんなことを考えてしまいました。