いつもよくしてくださっている方が久しぶりに遠くからお越しくださいました。
背中のこのあたりから、腰のこのへんまで、、、痛いんです~とのこと。
うちのことをよく知ってくださっているので「こうしたら痛いんです」って教えてくれました。
それは、
車を運転していて、シートに背中を預けているときはなんともなくて、
そこから背中を起こすときに、痛いんだそうです。
その「移動距離」「動きの差」って微々たるものですよね。
シートと背中の間に隙間ができれば痛いってことですから。
でも、最初っから背中を起こした状態にしておけばなんともないんだそうです。
ということは、
シートに背をあずけて力を抜いているときは痛くない。
背中を起こすためにふんっと力を入れたら痛い。
そういう事情が見えるわけです。
としたら背骨になにか原因があるとか考えるよりも「ふんっ」を考えたほうが近道。
ふんっというとき、「どこに」力を入れたのか?がわかれば、施術する場所もわかります。
こんなふうに症状はヒントだらけなんです。
体を検査するだけでなく、症状の意味を考えると、なにをしたらいいのかがわかる。
身体って本当に親切にできてるなあ、って思います。
今日もありがとう。