整体のちょっとした視点の転換(頚椎症) | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

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1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

先に来てくださった娘さんのご紹介で、そのお母さんが来てくださいました。

頚椎症での首肩の痛みと、軽いヘルニア・狭窄症での腰痛と足の痛だるさがある、とのことでした。
軟骨が磨り減っている箇所がいくつかあるのと、老化だから、という診断を受けているそうです。

僕がそれを改善できるかというと、それはわかりません。
言えるのは、磨り減った軟骨や、狭くなった空間を広げることは、僕には不可能です。そこは、期待しないでくださいね。

僕は、まず症状を緩和してくことに全力を尽くします。頚椎症や、狭窄症が治らなくても、症状が取れてきたら生活が楽になりますものね?

その人が、~症や老化やと言われても「楽なとき」があるなら、「どういうときが楽なのか」を確認してそこを突破口に「楽な時間をとことん、拡大していく」という感じです。

仮に、、、頚椎症がそのままで、椎間も狭くなったままで、、、、痛みがずっと出なかったら、それはそれでオッケーですよね?




もし、老化が原因なら、若返っていかないかぎり(笑)、症状が楽になって来づらいはずだし、軟骨が磨り減って神経を圧迫しているなら、そもそも、楽なときはなかろうと。だから「楽なときがある」というのは、ものすごいヒントになるんです。

なんで「痛いのか」「それは老化です、軟骨が減ってます、関節が変形してます・・・」じゃなくて、

なんで「楽なときがあるのか」。それを手がかりに整体を組み立てていけば、また違った結果がでてくることがあるんです。

お客様にも、首肩も腰も「今は楽です」と言ってお帰りいただくことができました。

今日もありがとう。