先に来てくださった娘さんのご紹介で、そのお母さんが来てくださいました。
頚椎症での首肩の痛みと、軽いヘルニア・狭窄症での腰痛と足の痛だるさがある、とのことでした。
軟骨が磨り減っている箇所がいくつかあるのと、老化だから、という診断を受けているそうです。
僕がそれを改善できるかというと、それはわかりません。
言えるのは、磨り減った軟骨や、狭くなった空間を広げることは、僕には不可能です。そこは、期待しないでくださいね。
僕は、まず症状を緩和してくことに全力を尽くします。頚椎症や、狭窄症が治らなくても、症状が取れてきたら生活が楽になりますものね?
その人が、~症や老化やと言われても「楽なとき」があるなら、「どういうときが楽なのか」を確認してそこを突破口に「楽な時間をとことん、拡大していく」という感じです。
仮に、、、頚椎症がそのままで、椎間も狭くなったままで、、、、痛みがずっと出なかったら、それはそれでオッケーですよね?
もし、老化が原因なら、若返っていかないかぎり(笑)、症状が楽になって来づらいはずだし、軟骨が磨り減って神経を圧迫しているなら、そもそも、楽なときはなかろうと。だから「楽なときがある」というのは、ものすごいヒントになるんです。
なんで「痛いのか」「それは老化です、軟骨が減ってます、関節が変形してます・・・」じゃなくて、
なんで「楽なときがあるのか」。それを手がかりに整体を組み立てていけば、また違った結果がでてくることがあるんです。
お客様にも、首肩も腰も「今は楽です」と言ってお帰りいただくことができました。
今日もありがとう。